格安SIM料金比較表|3GB・10GB・20GB・無制限を一覧で
答え:格安SIMの料金は、プラン名や広告の見た目に惑わされず「自分が毎月使う容量」を軸に比較すると選びやすくなります。3GB前後ならLINEMOやpovo2.0、10GB前後ならIIJmio、20GB前後ならahamoやIIJmio、データ無制限なら楽天モバイルやmineoのマイそくといったように、容量帯ごとに強みを持つ会社は異なります。
「結局、自分は毎月何GBあれば足りるのか」「同じ10GBでも会社によって値段がこんなに違うのはなぜか」――格安SIMの料金プランを比較しようとすると、多くの人がここでつまずく。
この記事では、主要な格安SIM・キャリアのオンライン専用プランを3GB・10GB前後・20GB前後・データ無制限の4区分で横並びにし、実際に公表されている月額料金だけを使って一覧表にまとめた。数字を並べるだけでなく、「自分はどの区分に当てはまるのか」を判断できるところまで踏み込んで解説する。
目次

この記事の結論|格安SIMの料金はどこが安い?
格安SIMの料金は、プラン名や広告の見た目に惑わされず「自分が毎月使う容量」を軸に比較すると選びやすくなります。3GB前後ならLINEMOやpovo2.0、10GB前後ならIIJmio、20GB前後ならahamoやIIJmio、データ無制限なら楽天モバイルやmineoのマイそくといったように、容量帯ごとに強みを持つ会社は異なります。
また、段階制・従量課金型のプランを選べば、そもそも容量選びで失敗するリスク自体を減らせるという考え方もあります。
【2026年10月31日 追記】ahamoは2026年12月1日から、40GB以下3,135円・40GB超60GB以下4,125円・60GB超120GB以下5,115円(税込)の3段階制に変わります(ドコモ 2026年9月25日発表。既存の契約者にも適用)。この記事にあるahamoの「30GB・2,970円」は2026年11月30日までの料金です。新旧の比較はahamoの評判と料金にまとめています。
格安SIM全体の契約数や、事業者ごとのシェアは格安SIM事業者のシェア上位と契約数(2026年6月末時点)にまとめています。
家計全体の通信費の平均(二人以上の世帯で月11,672円・2025年)は家計調査で見る通信費の平均にまとめています。
なぜ「容量」で比較すると選びやすいのか
格安SIMのプラン名は「ミニ」「ベーシック」「ライト」など各社バラバラで、名前だけを見比べても違いが分かりにくいものです。ところが中身を見ると、結局は「月に何GBまで使えるか」で価格が決まっている場合がほとんどです。だからこそ、プラン名ではなくデータ容量を軸に横並びで見ると、自分に合う会社が一気に絞り込みやすくなります。
総務省の調査でも、格安SIM(MVNO)利用者の多くが「月々の料金の安さ」を乗り換えの最大の決め手として挙げています。とはいえ、容量が余って無駄になっても、逆に足りずに毎月追加料金を払っても本末転倒です。まずは自分の直近3か月分のギガ利用量をスマホの「設定」アプリなどで確認し、その数字を持ってこの先の比較表を見てください。
目安となる利用量の考え方
・LINEやメールが中心、自宅ではWi-Fi=3GB前後で足りる人が多い
・SNSや音楽ストリーミングを外出先でよく使う=10GB前後が目安
・動画視聴やオンライン会議が多い、Wi-Fiがない=20GB前後〜無制限を検討
格安SIM料金比較表|3GB・10GB・20GB・無制限
以下は、主要な格安SIM・オンライン専用プランの月額料金(税込)を容量帯別にまとめたものです。各社の公式サイトで公表されている金額をもとにしており、キャンペーン割引が適用される期間限定価格は除いた通常料金を基準にしています。段階制プラン(使った分だけ自動で決まるタイプ)は、該当する段階の料金を目安として記載しました。
申込前に確認:今の契約の解約金と端末の分割残債、乗り換え先の対応エリア、番号を引き継ぐ手順(MNP)を確認してから申し込みましょう。
| サービス | 3GB前後 | 10GB前後 | 20GB前後 | データ無制限 |
|---|---|---|---|---|
段階制 |
1,078円 | 2,178円 | 2,178円 | 3,278円 |
| 990円 | 2,090円 | ― | ― | |
トッピング制 |
990円 (30日) |
― | 2,700円 (30日) |
― |
| ― | ― | 2,970円 (20GB) |
― | |
ギガプラン(音声) |
950円 (5GB) |
1,400円 | 2,000円 (25GB) |
― |
マイピタ |
1,298円 | ― (7GB 1,518円) |
― (15GB 1,958円) |
2,178円 (マイそく) |
![]() 段階制 |
4,048円 割引適用時 1,628円(〜5GB) |
4,048円 割引適用時 2,728円(5〜30GB) |
4,048円 割引適用時 2,728円 |
― |
定額制 |
3,278円 シンプル3 S(5GB)/割引適用時 858円 |
― | 4,378円 シンプル3 M(30GB)/割引適用時 1,958円 |
― |
従量課金型 |
― | ― | 1,390円 (20GB) |
― (上限50GBまで設定可) |
段階制 |
770円 | 990円 (7GB) |
2,190円 | ― |
価格は2026年7月時点の各社公式サイト公表価格(税込)です。IIJmioは5GB・25GBの料金を近似値として記載しています。mineoはマイピタ(容量選択)とマイそく(速度選択・無制限)で仕組みが異なります。楽天モバイル・UQモバイル・日本通信SIMは、使った分だけ料金が変わる従量・段階制です。キャンペーン割引や家族割・光回線とのセット割は含まないため、契約前に必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。(ワイモバイル・UQモバイルの金額は2026年8月16日の編集部一次調査で取得した割引なしの実額。「割引適用時」はワイモバイル=おうち割 光セット(A)−1,650円+PayPayカード ゴールド−770円、UQモバイル=自宅セット割−1,100円+au PAY カードお支払い割−220円などが条件で、条件を満たさない場合は上段の金額になります。→ワイモバイルの評判・口コミ)
表には出てこない2社の特徴
日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」は、20GBまでが1,390円という定額部分に加えて、それを超えると1GBあたり220円が上限50GBまで加算されていく従量課金の仕組みを採用しています。「20GBぴったりで収まる月もあれば、少し超える月もある」という使い方をする人にとっては、段階が細かく分かれている分だけ無駄が出にくくなります。HISモバイルは1GB・3GB・7GB・20GB・50GBという5段階の容量から選ぶ方式で、特に3GB=770円、7GB=990円という価格帯は、この記事で扱う容量帯の中でも最安クラスに入ります。

容量帯ごとの解説とおすすめの考え方

3GB前後|自宅Wi-Fi中心・サブ回線向け
表を見ると、3GB帯はLINEMOの990円とpovo2.0の990円(30日)がほぼ横並びで最安クラスです。ただしpovo2.0は基本料0円・トッピング制のため、使わない月があれば料金を抑えられる反面、追加購入を忘れると通信が止まる点には注意してください。毎月コンスタントに3GBを使うなら、固定料金のLINEMOやIIJmioのほうが管理はしやすいでしょう。楽天モバイルの1,078円は、3GBを超えたら自動で次の段階に上がる仕組みなので、「使いすぎるかもしれない」人にも向いています。
10GB前後|外出先での利用がそこそこ多い人向け
IIJmioの1,400円(10GB)は、この帯では際立って安い部類に入ります。LINEMOの2,090円(10GB)は5分かけ放題が標準で含まれる分、通話をよくする人には、むしろ実質的にお得になりやすいプランです。楽天モバイルは3〜20GBの範囲が一律2,178円なので、10GBちょうどで収まる自信がなくても料金が変わらない安心感があります。
20GB前後|動画視聴や在宅ワークにも対応したい人向け
ahamoの2,970円(20GB)は、大手キャリア回線の安定した通信品質をそのまま格安帯の料金で使える点が、支持されている理由の一つです。IIJmioの2,000円(25GB)は、さらに価格を抑えたい人向けです。UQモバイルの2,728円は5〜30GBの範囲で一律のため、月によって使用量が変動しやすい人には計算しやすいプランといえます。
データ無制限|動画・ゲームをたっぷり使いたい人向け
「無制限」と一口に言っても、仕組みは大きく2種類あります。楽天モバイルの3,278円は文字通り容量の上限がないタイプで、Rakuten最強プランのエリア内であれば速度制限も基本的にありません。一方、mineoの「マイそく」はデータ容量自体は無制限ですが、実際の通信速度をプレミアム(最大5Mbps)・スタンダード(最大1.5Mbps)などから選ぶ仕組みで、動画視聴中心なら十分でも、大容量ファイルのやり取りには不向きな場合があります。「無制限」を選ぶ際は、容量無制限なのか速度定額なのかを必ず確認してください。
とにかく固定費を削りたい
3GB帯ならLINEMOとpovo2.0を比較しましょう。通話の有無で選び分けるのがおすすめです。
料金と容量のバランスを取りたい
IIJmioの10GB・25GBは価格の割に容量が多く、コスパ重視の人に向く。
通信品質も妥協したくない
ahamo・楽天モバイルなど大手キャリア系回線の安定感を優先する選び方。
段階制プランの仕組みに注意する
楽天モバイル・UQモバイルのように、実際に使った容量に応じて自動的に料金が決まる「段階制」は、比較表の1マスだけでは実態を捉えきれません。例えば楽天モバイルは「3GB以下は1,078円、3〜20GBは2,178円、20GB超は3,278円」という3段階構成で、月によって使用量が変動する人ほど恩恵を受けやすくなります。逆に、毎月ほぼ同じ量しか使わないと分かっている人にとっては、固定料金プランのほうがシンプルで分かりやすい場合もあります。
また、povo2.0のようなトッピング制は基本料が0円のぶん初期費用の心理的ハードルは低いのですが、180日間トッピングを購入しないと利用停止や契約解除の対象になる点は見落とされがちです。サブ回線として持つ場合は、最低限の維持コストがかかることを織り込んでおきましょう。

容量選びの差は年間でどれくらいになるか
月々数百円の差でも、1年単位で見ると意外と大きな金額になります。ここでは表に挙げた実際の料金をもとに、単純な年間換算を計算してみます。
10GB前後を基準にした年間費用の目安
・IIJmio 10GB=1,400円×12か月=16,800円
・LINEMO 10GB=2,090円×12か月=25,080円
・UQモバイル 5〜30GB=2,728円×12か月=32,736円
同じ「10GB前後」という括りでも、年間で見ると最大1万6千円ほどの差になります。もちろん通話オプションや通信品質、サポート体制の違いもあるため単純に安ければよいわけではありませんが、「容量が同じだから料金も大差ない」という思い込みは一度疑ってみる価値があります。
特に、これまで大手キャリアの標準プランを使い続けてきた人ほど、この差に気づいていないケースが多いです。乗り換えの手間はかかっても、年間で1万円以上の差が出るなら、検討する余地は十分にあります。
そもそも格安SIMとキャリア回線は何が違うのか
格安SIM(MVNO)の多くは、NTTドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの通信設備を借りて事業を行っています。回線そのものは大手キャリアと同じものを使っているため、電波が入るエリアはほとんど変わりません。違いが出るのは主に「昼休みや通勤時間帯など混雑する時間の速度」と「店舗サポートの手厚さ」です。オンライン専用プラン(ahamo・povo2.0・LINEMOなど)は大手キャリア自身が運営しているため、この点では格安SIMよりも安定しやすい傾向があります。
「格安SIMは電波が悪い」というイメージを持つ人も多いのですが、実際には料金プランの違いであって、回線品質そのものが劣っているわけではないケースがほとんどです。とはいえ、利用者数が多い時間帯にどれだけ速度が落ちるかは会社によって差があるため、気になる場合は契約前に口コミや実測データを確認しておくと安心です。詳しい違いは「大手キャリアと格安SIMの違い」でも整理しています。あわせて参考にしてください。
料金以外に確認しておきたいポイント
月額料金だけを見て決めると、後から想定外のコストがかかることがあります。乗り換え前に最低限チェックしておきたい点を整理します。
通話料:多くのプランは通話が従量課金(22円/30秒が目安)です。かけ放題オプションの有無と月額を確認しましょう。
SIMの種類:物理SIMかeSIMか、対応機種によっては選べない場合があります。
対応バンド:今使っているスマホがそのまま使えるか、周波数帯(バンド)の対応状況を確認しましょう。
速度:昼休みや夕方など混雑する時間帯の速度は、公式サイトの実測値レポートなどで事前に把握しておくと安心。

実際の乗り換え手順やMNP予約番号の取得方法については、別記事「格安SIMへの乗り換え方法5ステップ」で詳しく解説しています。あわせて確認しておくと、契約後に迷うことが少なくなります。
なお、eSIMに対応している会社であれば、物理SIMの到着を待たずにその場で開通手続きが完了することが多く、「今日中に乗り換えたい」というときにも選択肢になります。ただしeSIMは機種変更のたびに再発行の手続きが必要になる点や、対応機種が限られる点には留意しておきましょう。
よくある質問
Q3GBと10GB、どちらを選べば失敗しないですか?+
Q「データ無制限」なら必ず速度は速いのですか?+
Q今の電話番号のまま乗り換えられますか?+
Q料金プランはこの記事の金額のままずっと使えますか?+
Q格安SIMに乗り換えると通信速度は遅くなりますか?+
Q家族で複数回線を契約する場合、何を基準に選べばよいですか?+
あわせて検討したい格安SIM・乗り換え先
※本セクションは広告(アフィリエイトプログラム)を含みます。料金・条件はキャンペーン等で変わるため、最新は各公式でご確認ください。
楽天モバイル以外も含めて、乗り換え先や併用の選択肢を目的別にまとめました。手続きに不安があるならサポート系、審査や端末がネックなら専用サービスが向いています。
| サービス | 料金の目安 | 特徴 | こんな人向き | 注意点 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 公式で確認 | 乗り換え手続きのサポート・相談ができる | 自分でMNPや設定をするのが不安な人 | 特典・条件は申込時に要確認 | 公式サイト | |
| おてがるモバイル | 公式で確認 | 審査が入らず契約しやすいSIM | 審査や支払い方法に不安がある人 | 提供条件は公式で要確認 | 公式サイト |
| 公式で確認 | 中古スマホ+UQ回線をまとめて用意 | 端末も一緒に安くそろえたい人 | 在庫・対象機種は変動あり | 停止中 10/23〜・再開未定 |
まとめ
格安SIMの料金は、プラン名や広告の見た目に惑わされず「自分が毎月使う容量」を軸に比較すると選びやすくなります。3GB前後ならLINEMOやpovo2.0、10GB前後ならIIJmio、20GB前後ならahamoやIIJmio、データ無制限なら楽天モバイルやmineoのマイそくといったように、容量帯ごとに強みを持つ会社は異なります。
また、段階制・従量課金型のプランを選べば、そもそも容量選びで失敗するリスク自体を減らせるという考え方もあります。どちらのアプローチが合うかは、毎月の利用量が安定しているか変動しやすいかによっても変わってきます。この記事の比較表を出発点に、まずは自分の直近の利用量を確認するところから始めてみてください。
本記事は特定サービスへの広告掲載を目的としたものではなく、公表情報にもとづく比較・情報提供を目的として作成しています。
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本記事の格安SIM・乗り換えに関する記述は、各社が公表する料金・提供条件と総務省の公式情報を編集部が2026年8月時点で確認し、独自の比較基準で中立に整理したものです。料金・キャンペーン・提供条件は改定されるため、契約前に必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。乗り換え(MNP)の手続きは総務省の公式情報にもとづきます。
- 月額料金と割引後の実質料金
- 通信速度と安定性の評判
- データ容量と超過時の速度
- 手続き・サポートのわかりやすさ
- 解約時の条件
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