格安SIM料金比較表|3GB・10GB・20GB・無制限を一覧で

2026年7月更新

「結局、自分は毎月何GBあれば足りるのか」「同じ10GBでも会社によって値段がこんなに違うのはなぜか」――格安SIMの料金プランを比較しようとすると、多くの人がここでつまずく。

この記事では、主要な格安SIM・キャリアのオンライン専用プランを3GB・10GB前後・20GB前後・データ無制限の4区分で横並びにし、実際に公表されている月額料金だけを使って一覧表にまとめた。数字を並べるだけでなく、「自分はどの区分に当てはまるのか」を判断できるところまで踏み込んで解説する。

2台のスマートフォンを並べて料金プランを比較するイメージ
同じデータ容量でも、会社によって月額料金は大きく変わる

なぜ「容量」で比較すると選びやすいのか

格安SIMのプラン名は「ミニ」「ベーシック」「ライト」など各社バラバラで、名前だけを見比べても違いが分かりにくい。ところが中身を見ると、結局は「月に何GBまで使えるか」で価格が決まっている場合がほとんどだ。だからこそ、プラン名ではなくデータ容量を軸に横並びで見ると、自分に合う会社が一気に絞り込みやすくなる。

総務省の調査でも、格安SIM(MVNO)利用者の多くが「月々の料金の安さ」を乗り換えの最大の決め手として挙げている。とはいえ、容量が余って無駄になっても、逆に足りずに毎月追加料金を払っても本末転倒だ。まずは自分の直近3か月分のギガ利用量をスマホの「設定」アプリなどで確認し、その数字を持ってこの先の比較表を見てほしい。

目安となる利用量の考え方
・LINEやメールが中心、自宅ではWi-Fi=3GB前後で足りる人が多い
・SNSや音楽ストリーミングを外出先でよく使う=10GB前後が目安
・動画視聴やオンライン会議が多い、Wi-Fiがない=20GB前後〜無制限を検討

格安SIM料金比較表|3GB・10GB・20GB・無制限

以下は、主要な格安SIM・オンライン専用プランの月額料金(税込)を容量帯別にまとめたものだ。各社の公式サイトで公表されている金額をもとにしており、キャンペーン割引が適用される期間限定価格は除いた通常料金を基準にしている。段階制プラン(使った分だけ自動で決まるタイプ)は、該当する段階の料金を目安として記載した。

サービス 3GB前後 10GB前後 20GB前後 データ無制限
楽天モバイル
段階制
1,078円 2,178円 2,178円 3,278円
LINEMO 990円 2,090円
povo2.0
トッピング制
990円
(30日)
2,700円
(30日)
ahamo 2,970円
(20GB)
IIJmio
ギガプラン(音声)
950円
(5GB)
1,400円 2,000円
(25GB)
mineo
マイピタ
1,298円
(7GB 1,518円)

(15GB 1,958円)
2,178円
(マイそく)
UQモバイル
段階制
1,628円
(〜5GB)
2,728円
(5〜30GB)
2,728円
日本通信SIM
従量課金型
1,390円
(20GB)

(上限50GBまで設定可)
HISモバイル
段階制
770円 990円
(7GB)
2,190円

価格は2026年7月時点の各社公式サイト公表価格(税込)。IIJmioは5GB・25GBの料金を近似値として記載。mineoはマイピタ(容量選択)とマイそく(速度選択・無制限)で仕組みが異なる。楽天モバイル・UQモバイル・日本通信SIMは使った分だけ料金が変わる従量・段階制。キャンペーン割引や家族割・光回線とのセット割は含まないため、契約前に必ず公式サイトで最新の金額を確認してほしい。

表には出てこない2社の特徴

日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」は、20GBまでが1,390円という定額部分に加えて、それを超えると1GBあたり220円が上限50GBまで加算されていく従量課金の仕組みを採用している。「20GBぴったりで収まる月もあれば、少し超える月もある」という使い方をする人にとっては、段階が細かく分かれている分だけ無駄が出にくい。HISモバイルは1GB・3GB・7GB・20GB・50GBという5段階の容量から選ぶ方式で、特に3GB=770円、7GB=990円という価格帯は、この記事で扱う容量帯の中でも最安クラスに入る。

デュアルSIMのトレイとパッケージ
物理SIMとeSIM、対応方式は会社によって異なる

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楽天モバイル

容量帯別のおすすめ早見|まずここだけ
3GB前後
自宅Wi-Fi中心・サブ回線向け
LINEMOpovo2.0IIJmio
最安クラスは月990円。毎月きっちり使うなら固定料金のLINEMO・IIJmio、使わない月があるなら基本料0円のpovo2.0が有利。
10GB前後
外出先でもそこそこ使う人向け
IIJmioLINEMO
IIJmioの1,400円がこの帯で際立って安い。通話が多いなら5分かけ放題込みのLINEMO(2,090円)が実質お得になりやすい。
20GB前後
動画視聴・在宅ワークにも対応
ahamoIIJmioUQモバイル
大手回線の安定ならahamo(2,970円)。とにかく安くならIIJmio(25GB 2,000円)。使用量が月で変動するなら一律料金のUQ(2,728円)。
データ無制限
動画・ゲームをたっぷり使いたい
楽天モバイル3,278円は速度そのままの“真の無制限”。mineoマイそくは速度定額型で格安。選ぶ際は「容量無制限か速度定額か」を必ず確認。

容量帯ごとの解説とおすすめの考え方

木目の背景に並べられた複数のスマートフォン
容量帯によって、強みを持つ会社は変わってくる

3GB前後|自宅Wi-Fi中心・サブ回線向け

表を見ると、3GB帯はLINEMOの990円とpovo2.0の990円(30日)がほぼ横並びで最安クラスにある。ただしpovo2.0は基本料0円・トッピング制のため、使わない月があれば料金を抑えられる反面、追加購入を忘れると通信が止まる点に注意したい。毎月コンスタントに3GBを使うなら固定料金のLINEMOやIIJmioの方が管理はしやすい。楽天モバイルの1,078円は、3GBを超えたら自動で次の段階に上がる仕組みなので「使いすぎるかもしれない」人にも向く。

10GB前後|外出先での利用がそこそこ多い人向け

IIJmioの1,400円(10GB)は、この帯では際立って安い部類に入る。LINEMOの2,090円(10GB)は5分かけ放題が標準で含まれる分、通話をよくする人にはむしろ実質的にお得になりやすい。楽天モバイルは3〜20GBの範囲が一律2,178円なので、10GBちょうどで収まる自信がなくても料金が変わらない安心感がある。

20GB前後|動画視聴や在宅ワークにも対応したい人向け

ahamoの2,970円(20GB)は、大手キャリア回線の安定した通信品質をそのまま格安帯の料金で使える点が支持されている理由の一つだ。IIJmioの2,000円(25GB)はさらに価格を抑えたい人向け。UQモバイルの2,728円は5〜30GBの範囲で一律のため、月によって使用量が変動しやすい人には計算しやすいプランといえる。

データ無制限|動画・ゲームをたっぷり使いたい人向け

「無制限」と一口に言っても仕組みは大きく2種類ある。楽天モバイルの3,278円は文字通り容量の上限がないタイプで、Rakuten最強プランのエリア内であれば速度制限も基本的にない。一方、mineoの「マイそく」はデータ容量自体は無制限だが、実際の通信速度をプレミアム(最大5Mbps)・スタンダード(最大1.5Mbps)などから選ぶ仕組みで、動画視聴中心なら十分でも、大容量ファイルのやり取りには不向きな場合がある。「無制限」を選ぶ際は、容量無制限なのか速度定額なのかを必ず確認したい。

1

とにかく固定費を削りたい

3GB帯でLINEMOかpovo2.0を比較。通話の有無で選び分けるとよい。

2

料金と容量のバランスを取りたい

IIJmioの10GB・25GBは価格の割に容量が多く、コスパ重視の人に向く。

3

通信品質も妥協したくない

ahamo・楽天モバイルなど大手キャリア系回線の安定感を優先する選び方。

段階制プランの仕組みに注意する

楽天モバイル・UQモバイルのように、実際に使った容量に応じて自動的に料金が決まる「段階制」は、比較表の1マスだけでは実態を捉えきれない。例えば楽天モバイルは「3GB以下は1,078円、3〜20GBは2,178円、20GB超は3,278円」という3段階構成で、月によって使用量が変動する人ほど恩恵を受けやすい。逆に、毎月ほぼ同じ量しか使わないと分かっている人にとっては、固定料金プランの方がシンプルで分かりやすい場合もある。

また、povo2.0のようなトッピング制は基本料が0円のぶん初期費用の心理的ハードルは低いが、180日間トッピングを購入しないと利用停止や契約解除の対象になる点は見落とされがちだ。サブ回線として持つ場合は、最低限の維持コストがかかることを織り込んでおきたい。

電卓を使って通信費を計算している様子
年間で見ると、容量選びの差は数万円になることもある

容量選びの差は年間でどれくらいになるか

月々数百円の差でも、1年単位で見ると意外と大きな金額になる。ここでは表に挙げた実際の料金をもとに、単純な年間換算を計算してみる。

10GB前後を基準にした年間費用の目安
・IIJmio 10GB=1,400円×12か月=16,800円
・LINEMO 10GB=2,090円×12か月=25,080円
・UQモバイル 5〜30GB=2,728円×12か月=32,736円

同じ「10GB前後」という括りでも、年間で見ると最大1万6千円ほどの差になる。もちろん通話オプションや通信品質、サポート体制の違いもあるため単純に安ければよいわけではないが、「容量が同じだから料金も大差ない」という思い込みは一度疑ってみる価値がある。

特に、これまで大手キャリアの標準プランを使い続けてきた人ほど、この差に気づいていないケースが多い。乗り換えの手間はかかっても、年間で1万円以上の差が出るなら検討する余地は十分にある。

そもそも格安SIMとキャリア回線は何が違うのか

格安SIM(MVNO)の多くは、NTTドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの通信設備を借りて事業を行っている。回線そのものは大手キャリアと同じものを使っているため、電波が入るエリアはほとんど変わらない。違いが出るのは主に「昼休みや通勤時間帯など混雑する時間の速度」と「店舗サポートの手厚さ」だ。オンライン専用プラン(ahamo・povo2.0・LINEMOなど)は大手キャリア自身が運営しているため、この点では格安SIMよりも安定しやすい傾向がある。

「格安SIMは電波が悪い」というイメージを持つ人も多いが、実際には料金プランの違いであって回線品質そのものが劣っているわけではないケースがほとんどだ。とはいえ、利用者数が多い時間帯にどれだけ速度が落ちるかは会社によって差があるため、気になる場合は契約前に口コミや実測データを確認しておくと安心できる。詳しい違いは「格安SIMとは?大手キャリアとの違い・メリデメを図解」でも整理しているので参考にしてほしい。

料金以外に確認しておきたいポイント

月額料金だけを見て決めると、後から想定外のコストがかかることがある。乗り換え前に最低限チェックしておきたい点を整理する。

通話料:多くのプランは通話が従量課金(22円/30秒が目安)。かけ放題オプションの有無と月額を確認する。
SIMの種類:物理SIMかeSIMか、対応機種によっては選べない場合がある。
対応バンド:今使っているスマホがそのまま使えるか、周波数帯(バンド)の対応状況を確認する。
速度:昼休みや夕方など混雑する時間帯の速度は、公式サイトの実測値レポートなどで事前に把握しておくと安心。

スマートフォンでeSIMの設定を確認する手元
eSIM対応かどうかで、切り替えのスピードが変わる

実際の乗り換え手順やMNP予約番号の取得方法については、別記事「格安SIMへの乗り換え方法5ステップ」で詳しく解説している。あわせて確認しておくと、契約後に迷うことが少なくなる。

なお、eSIMに対応している会社であれば、物理SIMの到着を待たずにその場で開通手続きが完了することが多く、「今日中に乗り換えたい」というときにも選択肢になる。ただしeSIMは機種変更のたびに再発行の手続きが必要になる点や、対応機種が限られる点には留意しておきたい。

よくある質問

Q3GBと10GB、どちらを選べば失敗しないですか?
Aスマホの「設定」からモバイルデータ通信量を過去3か月分確認し、平均値より少し余裕を持たせた容量を選ぶのが基本。迷ったら、段階制の楽天モバイルのように使った分だけ料金が決まるプランを選ぶと、容量選びの失敗自体を避けられる。
Q「データ無制限」なら必ず速度は速いのですか?
Aいいえ。容量そのものに上限がない「完全無制限」と、通信速度をあらかじめ選ぶ「速度定額型」の2種類がある。速度定額型は最大速度が制限されているため、動画の画質設定や用途によっては物足りなく感じる場合がある。
Q今の電話番号のまま乗り換えられますか?
AMNP(番号ポータビリティ)を利用すれば、電話番号はそのままで乗り換えられる。近年はオンライン申し込みだけで予約番号が発行され、最短即日で切り替えが完了するケースも多い。
Q料金プランはこの記事の金額のままずっと使えますか?
A各社とも料金改定を行うことがあるため、この記事の金額は2026年7月時点の目安として扱ってほしい。契約直前には必ず公式サイトで最新の料金とキャンペーン内容を確認することをおすすめする。
Q格安SIMに乗り換えると通信速度は遅くなりますか?
A回線設備自体は大手キャリアと共通のため、エリアや基本的な速度が大きく劣ることは少ない。ただし利用者が集中する時間帯は会社によって速度低下の度合いに差が出ることがあるため、通勤時間帯の速度など気になる場合は事前に口コミを確認しておくとよい。
Q家族で複数回線を契約する場合、何を基準に選べばよいですか?
A家族それぞれの利用量が異なるなら、日本通信SIMのように容量を柔軟に設定できるプランや、楽天モバイル・UQモバイルのような段階制プランは、1人ひとりの使用量に合わせやすい。家族割引の有無もあわせて比較すると、総額を抑えやすくなる。

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楽天モバイル

あわせて検討したい格安SIM・乗り換え先

※本セクションは広告(アフィリエイトプログラム)を含みます。料金・条件はキャンペーン等で変わるため、最新は各公式でご確認ください。

楽天モバイル以外も含めて、乗り換え先や併用の選択肢を目的別にまとめました。手続きに不安があるならサポート系、審査や端末がネックなら専用サービスが向いています。

サービス 料金の目安 特徴 こんな人向き 注意点 公式
スマホ乗り換え.com 公式で確認 乗り換え手続きのサポート・相談ができる 自分でMNPや設定をするのが不安な人 特典・条件は申込時に要確認 公式サイト
おてがるモバイル 公式で確認 審査が入らず契約しやすいSIM 審査や支払い方法に不安がある人 提供条件は公式で要確認 公式サイト
ゲオモバイル 公式で確認 中古スマホ+UQ回線をまとめて用意 端末も一緒に安くそろえたい人 在庫・対象機種は変動あり 公式サイト


まとめ

格安SIMの料金は、プラン名や広告の見た目に惑わされず「自分が毎月使う容量」を軸に比較すると選びやすくなる。3GB前後ならLINEMOやpovo2.0、10GB前後ならIIJmio、20GB前後ならahamoやIIJmio、データ無制限なら楽天モバイルやmineoのマイそくといったように、容量帯ごとに強みを持つ会社は異なる。

また、段階制・従量課金型のプランを選べば、そもそも容量選びで失敗するリスク自体を減らせるという考え方もある。どちらのアプローチが合うかは、毎月の利用量が安定しているか変動しやすいかによっても変わってくる。この記事の比較表を出発点に、まずは自分の直近の利用量を確認するところから始めてみてほしい。

本記事は特定サービスへの広告掲載を目的としたものではなく、公表情報にもとづく比較・情報提供を目的として作成しています。

KURASHI ZUKAN 編集部
この記事を書いた人

KURASHI ZUKAN 編集部
編集長(筆名運営)/運営:HonestCore株式会社

暮らしの「固定費・制度・選び方」をわかりやすく整理する編集チームです。自治体・公式・各社が公表する情報を精査し、中立の立場で比較します。できる限り実際に使って感想をお伝えするメディアを目指しています。(確認できていない体験談・口コミの創作は行いません)

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