副業でブログを始める前に決めること2026|サーバーとテーマの実費
- 始める前に決めるのは4つです。何について書くか・どの名義でやるか・どこにお金をかけるか・どうなったらやめるか。これが決まらないまま契約すると、月額だけが残ります。
- 実費はドメイン・サーバー・テーマの3つに分かれます。かかり方が違うので、まとめて考えると判断を誤ります。
- サーバー代は契約期間が長いほど月あたりが下がる形が主流です。安く見える表示の多くは、長期契約を前提にした単価です。
- テーマは後から替えられます。最初から有料テーマを買う必要はありません。書けるかどうかが先で、見た目は後から整えられます。
契約する前に決める4つ
ブログを始める手順を調べると、たいてい「サーバーを契約する」から始まります。ですが実際に続かなくなる理由は、サーバー選びではなく、その前の4つが決まっていないことです。ここを先に埋めてください。

①何について書くか
広く書くほうが書きやすそうに見えますが、実際は逆です。テーマが決まっていないと、1本書くたびに何を書くかから考えることになります。自分が調べた経験のあること、人に聞かれたことがあること。この2つの重なりから選ぶと、手が止まりにくくなります。
②どの名義でやるか
本名で書くのか、筆名にするのか。あとから変えるのは面倒なので先に決めます。会社に知られたくない場合でも、収益が出れば確定申告が必要になり、そこで住民税の扱いが関わってきます。名義を隠すことと、税務上の処理は別の話です。
③どこにお金をかけるか
最初にかかるのはドメイン・サーバー・テーマの3つです。このうち削れるのはテーマで、削れないのがサーバーです。逆にしてしまう人が多い部分なので、次の章で分けて説明します。
④どうなったらやめるか
「30本書いて反応がなければ一度止める」のように、先に区切りを決めておきます。決めていないと、続けるか迷いながら払い続けることになります。契約は1年単位が多いので、更新のタイミングを判断の区切りにすると自然です。
実費は3つの箱に分かれる
「ブログにいくらかかるか」は、1つの数字では答えられません。かかり方が違う3つを分けて考えます。
- 1ドメイン:年ごとに更新。取得時より更新時のほうが高いことが多い
- 2サーバー:月額または年額。契約期間が長いほど月あたりが下がる
- 3テーマ:買い切りか年課金か。無料でも始められる
「初期費用」ではなく「1年目の合計」と「2年目の合計」を別々に出すのがコツです。1年目は割引が効き、2年目からドメインの更新料と通常のサーバー料金が乗ります。この差を知らずに始めると、2年目に驚くことになります。
ドメインは更新料まで見る
ドメインは1年ごとの更新です。取得時の表示が安くても、更新時の金額は別に決まっています。末尾(.comや.netなど)によって更新料が変わるため、取得ページで「更新」の欄まで確認してください。長く続けるつもりなら、取得料より更新料のほうが効いてきます。
サーバーは契約期間で単価が変わる
広告に出ている月あたりの金額は、多くが長期契約を前提にした単価です。3か月契約と36か月契約では、同じプランでも月あたりが変わります。続くかどうか分からない段階で長期を選ぶと、途中でやめたときに戻りません。最初は短めにして、続きそうだと分かってから長期に切り替えるほうが無理がありません。
テーマは後から替えられる
有料テーマは見た目と機能を短時間で整えられますが、書けるかどうかが先です。無料テーマで20本ほど書いてから、必要だと感じた時点で買っても遅くありません。逆に、テーマを買ったことで「元を取らなければ」と気負って止まる人もいます。
5つの入口を同じ条件で並べた
「申し込むと何が始まるか」と、無料で試せる範囲でそろえています。金額は改定と割引で変わるため転記していません。各社の申込ページの表示をご確認ください。
| サービス | 種類 | 入口 | 向いている人 | 確認する点 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|
| ConoHa WING | レンタルサーバー | 新規アカウント登録 | 迷いたくない・情報量を優先 | 契約期間ごとの月あたり単価 | 公式で確認 |
| シンレンタルサーバー | レンタルサーバー | プランの新規申込 | 表示速度を優先したい | プランごとの容量と同時接続 | 公式で確認 |
| ロリポップ! | レンタルサーバー | プランの新規契約 | 費用を抑えて始めたい | プランによる機能差と自動バックアップ | 公式で確認 |
| お名前.com レンタルサーバー | サーバー+ドメイン | 共用サーバーの申込 | ドメインとまとめたい | ドメインの更新料と契約の紐づき | 公式で確認 |
| NOMAD(WordPressテーマ) | 有料テーマ | テーマの購入 | 見た目を短時間で整えたい | 対応バージョンと使用可能サイト数 | 公式で確認 |
※分類は各社の公表情報にもとづく編集部の整理です。プラン構成と料金は改定されるため、詳細は申込ページの表示を優先してください。
情報量を優先するなら
初めての人がつまずくのは、設定でエラーが出たときです。利用者が多いサービスほど、同じ症状の解決方法が見つかりやすくなります。技術的な優劣より、この差のほうが最初の1か月には効きます。
ConoHa WING|利用者が多く、手順の情報が見つけやすい
- 種類
- レンタルサーバー
- 入口
- 新規アカウント登録
- 確認する点
- 契約期間ごとの月あたり単価と、ドメインの扱い
WordPressの導入までを一括で進められる形になっているため、最初の設定で止まりにくいのが利点です。申し込む前に見るのは、①何か月契約でその単価になるのか ②ドメインが付いてくる場合その更新料はどうなるのか、の2点です。表示されている月あたりの金額は、長期契約を前提にしていることが多くあります。
契約期間ごとの料金を確認する※ConoHa WING公式サイトへ移動します

費用をできるだけ抑えたい場合
続くか分からないうちは、月あたりを下げて始めるのも現実的です。ただし安いプランは機能が絞られていることがあるので、何が付いていないかを先に見てください。とくにバックアップと独自SSLは、後から必要になります。
ロリポップ!|プランの幅が広く、下から始めやすい
- 種類
- レンタルサーバー
- 入口
- プランの新規契約
- 確認する点
- プランごとの機能差と、上位プランへの変更可否
安いプランから上位まで段階があるため、始めてから必要に応じて上げられます。見るべきは、WordPressが使えるプランはどれか、バックアップが付くのはどれか、そして途中でプランを上げられるかの3点です。下のプランで始めるなら、上げられることを確認してからにしてください。
プランごとの機能を比べる※ロリポップ!公式サイトへ移動します
表示速度を優先するなら
ページの表示が遅いと、読む前に離脱されます。書く本数が増えて画像が増えるほど効いてくる部分なので、長く続けるつもりなら最初から見ておく価値があります。
シンレンタルサーバー|速度まわりの構成を前面に出している
- 種類
- レンタルサーバー
- 入口
- プランの新規申込
- 確認する点
- プランごとの容量・同時接続の条件
プランによって使えるディスク容量と処理の条件が変わります。画像を多く載せる予定があるなら、容量は最初に見ておいてください。ベーシックからプレミアムまで段階があるので、どこまで使う予定かを決めてから選ぶと無駄がありません。
プランと容量の条件を見る※シンレンタルサーバー公式サイトへ移動します
ドメインとサーバーをまとめるか、分けるか
ドメインは、サーバー会社で一緒に取ることも、別の会社で取ることもできます。まとめると管理が楽ですが、あとでサーバーだけ替えたくなったときの手間が変わります。

お名前.com レンタルサーバー|ドメインとまとめて管理できる
- 種類
- サーバー+ドメイン
- 入口
- 共用サーバーの申込
- 確認する点
- ドメインの更新料と、無料になる条件の範囲
ドメインとサーバーを同じ管理画面で扱えるため、支払いと更新がまとまります。確認するのは、無料や割引になるドメインがある場合、それがどの期間まで適用されるかです。初年度だけの条件であれば、2年目からは通常の更新料がかかります。
サーバーとドメインの条件を確認する※お名前.com レンタルサーバー公式サイトへ移動します
あとから移せるようにしておく
ドメインは、条件を満たせば他社へ移すことができます。ただし取得から一定期間は移せない、更新直後は手続きが必要といった条件があります。「まとめる」を選ぶ場合も、移せる前提で考えておくと後が楽です。
テーマにお金をかけるかどうか
有料テーマは、見た目と表示まわりの調整を短時間で終わらせるためのものです。書く力が上がるわけではありません。ただ、レイアウトで悩む時間が減るのは事実なので、そこに時間を使いたくない人には合います。
NOMAD|WordPressの有料テーマ
- 種類
- 有料テーマ(買い切り型)
- 入口
- テーマの購入
- 確認する点
- 使用できるサイト数と、対応WordPressバージョン
購入前に見るのは、①複数のサイトで使えるか ②アップデートの提供がいつまでか ③デモの見た目が自分の書く内容に合うか、の3点です。買い切り型でも、アップデートの提供期間が区切られている場合があります。デモを見て「このレイアウトで自分の記事を出せるか」を想像してから決めてください。
デモと利用条件を見る※NOMAD(WordPressテーマ)公式サイトへ移動します
無料ブログではだめなのか
だめではありません。書く練習をしたいだけなら、無料のサービスで十分です。分かれ目は、広告を貼って収益にするつもりがあるかどうかです。
無料サービスの制約
サービスによっては、アフィリエイト広告の掲載が規約で制限されていたり、運営側の広告が入ったりします。また、サービスが終了した場合に記事の移動ができるかどうかも変わります。書いたものを資産として残したいなら、自分でドメインを持つ意味があります。
あとから移す手間
無料ブログから独自ドメインへ移すことはできますが、記事のアドレスが変わるため、それまでに付いた評価は引き継げないことがあります。収益化を考えているなら、最初から独自ドメインにするほうが結果的に手間が少なくなります。
開設した直後にやること
記事を書き始める前に、済ませておくと後が楽な設定があります。とくに広告に関する表記は、あとからまとめて直すのが大変です。

広告であることの表記を決めておく
アフィリエイト広告を掲載する場合、それが広告であることを読者に分かる形で示す必要があります。2023年10月から景品表示法でステルスマーケティングが規制の対象になっており、広告なのに広告と分からない表示は問題になります。記事の書式として先に組み込んでおくと、あとから全記事を直す事態を避けられます。
常時SSLとバックアップを確認する
独自SSL(httpsで表示される状態)が有効になっているか、バックアップがどう取られるかを最初に確認します。どちらもサーバーの管理画面で確認できます。バックアップが自動でない場合は、自分で取る手段を決めておいてください。
副業として始めるときに関わること
収益が出てから慌てないよう、先に押さえておく点が2つあります。
勤務先の規程を確認する
副業の可否と条件は会社ごとに違います。届出が必要な場合もあるため、就業規則を先に読んでください。ここは会社との話なので、当編集部では判断できません。
20万円の目安と確定申告
給与を1か所から受けている会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になるのが原則です。ここでいうのは売上ではなく所得(収入から必要経費を引いたもの)です。サーバー代やドメイン代は経費になり得るので、領収書と支払いの記録は最初から残しておいてください。なお、20万円以下で所得税の申告が不要な場合でも、住民税の申告は別に必要です。詳しい判定は国税庁の案内と、お住まいの自治体でご確認ください。
よくある失敗

長期契約で始めて、3か月で止まる
月あたりが安く見えるので長期を選びがちですが、続くか分からない段階では短期のほうが損が小さくなります。続きそうだと分かってから切り替えてください。
テーマ選びに時間を使いすぎる
比較記事を読み続けて、1本も書かないまま1か月経つのはよくあるパターンです。テーマは後から替えられます。まず無料テーマで書き始めてください。
2年目の更新料を知らずに始める
1年目の割引価格だけを見て予算を組むと、2年目に想定外の請求が来ます。ドメインの更新料と、サーバーの通常価格を最初に確認しておいてください。
まとめ|削る場所と削らない場所
削っていいのはテーマです。無料で始めて、必要になってから買えば足ります。削らないほうがいいのはサーバーで、ここを下げすぎると設定で詰まったときに情報が見つからず、時間のほうを失います。
そして、契約する前に4つ決めてください。何について書くか、どの名義でやるか、どこにお金をかけるか、どうなったらやめるか。この4つが埋まっていれば、サーバー選びで迷う時間はかなり短くなります。
よくある質問
ブログを始めるのに最低いくら必要ですか?
サーバーは何年契約で申し込むべきですか?
有料テーマは最初から買ったほうがいいですか?
無料ブログではなく独自ドメインにする理由は何ですか?
副業のブログで確定申告は必要ですか?
アフィリエイト広告を貼るときに気をつけることは?
この記事の調査・評価方法と出典
- 取得日
- 2026年8月24日
- 対象
- 個人ブログの開設に使われるレンタルサーバー4社とWordPress有料テーマ1点
- 取得方法
- 各社の公式サイトおよび申込ページの公表情報を編集部が横断で確認
- そろえた条件
- 「申し込むと何が始まるか」で入口をそろえ、種類(サーバー/サーバー+ドメイン/テーマ)で分類。料金は改定されるため本文に転記しない
- 評価軸
- ①契約期間による単価の変わり方が読めるか ②プランごとの機能差が明示されているか ③2年目以降の費用が確認できるか ④途中でプランを変更できるか の4点
最終確認: 2026年8月
本ページはプロモーションを含みます。記事内で紹介しているサービスの一部はアフィリエイト広告(PR)です。掲載内容は各社の公表情報をもとに編集部が確認できたものだけを掲載しています。料金・キャンペーン・提供エリアは変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。











