家電の買い替え時期2026|底値カレンダーと型落ちモデルの狙い方
- 家電が安くなるのは「セールの日」ではなく新モデルが発表された直後です。旧モデルが在庫処分に回るタイミングは、品目ごとに毎年ほぼ決まっています。
- だから狙い方は「安い月を待つ」ではなく「型番を決めて、その型番の値動きを追う」。品目が違えば安くなる月も違います。
- 型落ちで妥協していいのはデザインと付加機能。妥協してはいけないのは省エネ性能とサイズです。電気代は毎日効いてきますし、サイズは設置できるかどうかの話になります。
- 壊れてから買うと、選ぶ時間も値下がりを待つ時間もありません。使用年数が目安を超えたら、壊れる前に型番を決めておくのが結局いちばん安く済みます。
家電が安くなるのは「セールの日」ではない
大型セールの前日に値上げして、セール当日に元の値段へ戻す。そういう店ばかりではありませんが、セール価格が本当に安いかどうかは、その商品の普段の相場を知らないと判断できません。判断材料がないまま「セールだから」で買うと、たいてい高く買います。
家電が本当に下がるのは、次のモデルが発表されて、旧モデルが在庫処分に回るときです。店側からすると、置き場所を空けたい在庫になります。ここが年に一度の底値になりやすい。

「いま安いか」は相場を見ないと分からない
やることは単純で、買いたい型番を決めたら、その型番の価格をしばらく眺めるだけです。1〜2週間も見ていれば、その商品の普段の値段が分かります。そこから下がったときが買い時で、セールかどうかは関係ありません。
価格比較サイトの推移グラフを使ってもいいですし、モールの商品ページをブックマークして時々見るだけでも十分です。大事なのは「いくらなら買う」を先に決めておくことです。
品目別|切り替わりの時期はここでずれる
新モデルの発表時期は、品目ごとにおおよそ決まっています。下の表は各メーカーの製品発表がどの時期に集中しやすいかを編集部で整理したものです。年によって前後しますし、メーカーごとの差もあります。あくまで「いつ頃を見ておくか」の目安として使ってください。
| 品目 | 新モデルが出やすい時期 | 旧モデルを狙う時期 | 妥協していい点 | 妥協しない点 |
|---|---|---|---|---|
| エアコン | 秋〜冬 | 新モデル発表後〜春先 | デザイン・付加機能 | 省エネ性能・畳数・工事の可否 |
| 冷蔵庫 | 秋 | 年明け〜春 | 扉の色・自動製氷の仕様 | 容量・搬入経路の寸法 |
| 洗濯機 | 夏〜秋 | 年明け〜春 | 乾燥の付加機能 | 設置スペース・防水パンの寸法 |
| テレビ | 春 | 夏〜秋 | スタンドの形状・音響機能 | 画面サイズ・設置場所からの距離 |
| ノートPC | 春・秋 | 次のモデル発表後 | 筐体の色・付属ソフト | メモリ・ストレージ・重量 |
| 炊飯器・調理家電 | 夏〜秋 | 年明け | 付加メニュー | 容量・置き場所の高さ |
※発表時期は年やメーカーによって前後します。金額は転記していません。実際の価格は各販売ページの表示をご確認ください。
型落ちが安くなる仕組みを知っておく
メーカーは新モデルを出すとき、旧モデルの生産を止めます。流通に残っている在庫は、値段を下げてでも売り切るしかない。この在庫が消えるまでが型落ちの買い時で、消えたらもう買えません。

安くなるのは「値引き」ではなく「在庫処分」
だから、型落ちを狙うなら在庫がなくなる前に決める必要があります。「もう少し下がるかも」と待っているうちに売り切れる、というのが型落ち狙いでいちばん多い失敗です。相場を見て「これなら買う」の線を先に決めておくのは、そのためでもあります。
妥協していいところ、いけないところ
型落ちで落ちるのはたいてい付加機能とデザインです。ここは実際の使い勝手にあまり響きません。一方で省エネ性能は毎日の電気代に効きます。世代が2つ3つ違うと差が出る品目もあるので、古すぎる型落ちは本体が安くても総額で逆転することがあります。
もうひとつはサイズです。冷蔵庫と洗濯機は、設置場所だけでなく搬入経路(玄関・廊下・階段の幅)が入るかどうかを先に測ってください。安く買えても入らなければ意味がありません。
設置場所の幅・奥行き・高さ/玄関ドアの有効幅/通路のいちばん狭いところ。この3つをメモしてから型番を選ぶと、後戻りがなくなります。
PCは型落ちがいちばん狙いやすい
ノートPCは世代交代が速いぶん、型落ちの選択肢が多い品目です。前の世代でも日常の用途なら十分に動きますし、メモリとストレージさえ足りていれば体感差は小さい。逆に言えば、その2つだけは妥協しないほうがいいところです。
Lenovo|構成を選んで注文できる公式ストア
- 扱い
- ノートPC・デスクトップ・周辺機器
- 確認する点
- メモリとストレージの構成、納期
公式ストアは構成を選んで注文できるので、「この用途ならこの構成で足りる」が決まっている人に向きます。前世代のモデルが併売されていることもあるため、最新モデルと並べて価格差を見てから決められます。納期は構成によって変わるので、急ぐ場合は在庫モデルを選ぶほうが確実です。
構成と価格のラインアップを見る※Lenovo公式サイトへ移動します
NEC Direct|国内メーカーのサポートを重視する人向け
- 扱い
- 国内メーカーのPC・周辺機器
- 確認する点
- 保証の年数と、サポート窓口の内容
価格だけで比べると海外メーカーのほうが有利に見えますが、電話サポートや保証の延長まで含めて考えると評価が変わります。とくに家族用や、自分で切り分けができない人が使うPCでは、サポートの手厚さが実質的な価値になります。
保証とサポートの内容を確認する※NEC Direct公式サイトへ移動します
生活家電は「型番を決めてモールで追う」
調理家電や掃除機は、量販店よりモールのほうが値動きが大きい品目です。型番を決めてしまえば、あとは同じ型番を複数のモールで見比べるだけになります。ポイント還元の差もあるので、表示価格だけでなく実質いくらになるかで比べてください。

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電子レンジ(単機能・17L)
単機能タイプは構造が単純なぶん型落ちの影響が小さく、価格差がそのまま出やすい品目です。
炊飯器は「合数」を先に決める
炊飯器は容量で価格帯が変わります。少なめに買うと毎回いっぱいで炊くことになり、多すぎると場所を取る。世帯人数+0.5合くらいを目安に合数を決めてから、型番を選んでください。上位機種と下位機種の差は主に加熱方式と内釜です。
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象印の圧力IH炊飯器(5.5合)
加熱方式と内釜の仕様は型番ごとに異なります。詳細は各商品ページでご確認ください。
掃除機は「重さ」を数字で見る
コードレス掃除機は、吸引力より重さで使わなくなります。カタログの重量は本体だけの数字か、ヘッドまで含めた数字かで変わるので、どちらの値かを確認してください。毎日持ち上げるものなので、ここは実物を持ってみるのがいちばん確実です。
スマート家電は「型落ち」より規格を見る
スマート家電は本体の世代より、対応する規格や連携できるサービスのほうが効いてきます。安く買えても、いま使っているスマートスピーカーと連携できなければ、結局アプリを開くことになります。
SwitchBot|後付けでスマート化する製品群
- 扱い
- スマートリモコン・スイッチ・センサー類
- 確認する点
- 手持ちの家電・スピーカーとの対応
既存の家電を買い替えずにスマート化できるのが特徴です。買い替えの予算が足りないときの中継ぎとしても使えます。導入前に、いま持っている家電のリモコンが赤外線かどうかと、連携させたいスピーカーに対応しているかを確認してください。
対応製品とラインアップを見る※SwitchBot公式サイトへ移動します
ロボット掃除機は世代交代が速い
この分野は毎年のように機能が増えます。水拭き、ゴミの自動収集、モップの自動洗浄。増えたぶん価格も上がるので、どこまでを自分が必要とするかを決めないと、上位機種を買って使わない機能が残ります。
Dreame|機能の段階が分かれているブランド
- 扱い
- ロボット掃除機・スティック掃除機
- 確認する点
- 水拭きの有無、ゴミ収集ドックの要否
機能の段階でモデルが分かれているので、必要なところまでを選びやすい構成です。段差の乗り越えや、家具の脚まわりの動きは製品ページの仕様で確認してください。ゴミ収集ドックは本体とは別に置き場所が要ります。
モデルごとの機能差を確認する※Dreame公式サイトへ移動します
周辺機器は本体と別サイクルで考える
ケーブル、ハブ、マウス、キーボードは本体の買い替えとは別に劣化します。とくにケーブル類は消耗品で、断線しかけたものを使い続けると充電が不安定になります。本体を買い替えるタイミングで、周辺機器も一度見直すと結果的に安く済みます。
エレコムダイレクトショップ|周辺機器をまとめて見る
- 扱い
- ケーブル・ハブ・マウス・キーボードなどの周辺機器
- 確認する点
- 端子の形状と規格、対応機種
周辺機器は端子の形状と規格さえ合っていれば、上位モデルである必要はほとんどありません。買うときに確認するのは、いま使っている機器の端子と、必要な長さ・出力です。ここが合っていないと安くても使えません。
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※エレコムダイレクトショップへ移動します
延長保証を付けるかどうかの線引き
量販店やモールで勧められる延長保証は、付ける価値がある品目とない品目がはっきり分かれます。判断の基準は「壊れたときの修理費が本体価格に対して大きいか」と「自分で買い替えられる金額か」の2つです。

付ける価値が出やすいもの
冷蔵庫・洗濯機・エアコンのように、修理に出張が必要で部品代も高くなりやすい品目です。動かなくなると生活が止まる点も含めて、保証があると復旧が早くなります。
付けなくても困りにくいもの
電子レンジや掃除機のように、本体価格がそれほど高くなく、壊れたら買い替えたほうが早い品目です。保証料を払うより、その分を次の買い替えに回したほうが合理的なことがあります。加入前に、保証の対象範囲(自然故障のみか、落下や水濡れも含むか)と、修理上限額を必ず確認してください。
壊れる前に、型番だけ決めておく
いちばん高くつくのは、壊れてから慌てて買うパターンです。選ぶ時間も、値下がりを待つ時間もありません。目の前にあるものを買うことになります。

使用年数の目安を超えたら候補を決める
家電には設計上の標準使用期間が示されているものがあります。本体の表示や取扱説明書で確認できます。この目安を超えたら、まだ動いていても候補の型番を決めておく。そうすれば、壊れた日に迷わず注文できます。
処分の段取りも先に調べておく
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法の対象で、処分に料金と手続きが必要です。買い替え時に販売店へ引き取りを依頼できることが多いので、注文前に引き取りの可否と料金を確認してください。ここを見落とすと、新しい家電が届いた日に古い家電の置き場所がなくなります。
まとめ|安く買う人がやっている3つのこと
ひとつ、型番を先に決める。ふたつ、その型番の相場を1〜2週間眺めて「いくらなら買う」を決める。みっつ、新モデルの発表後に在庫が消える前に決断する。この3つだけです。セールの日を追いかけるより確実で、時間もかかりません。
そして、妥協するのはデザインと付加機能まで。省エネ性能とサイズは妥協しない。ここを守れば、型落ちを買っても後悔することはほとんどありません。
よくある質問
家電はいつ買うのがいちばん安いですか?
型落ちモデルは買っても大丈夫ですか?
大型セールのときに買えば安いのでは?
冷蔵庫や洗濯機を買うときに測っておくところは?
古い家電の処分はどうすればいいですか?
この記事の調査・評価方法と出典
- 取得日
- 2026年8月23日
- 対象
- 買い替えの検討対象になりやすい家電(空調・冷蔵・洗濯・映像・PC・調理・掃除)
- 取得方法
- 各メーカー・販売店の公表情報と、公的機関の公表資料を編集部が横断で確認
- そろえた条件
- 「新モデルが出やすい時期」と「旧モデルを狙う時期」を分けて整理し、金額は本文に転記しない
- 評価軸
- ①新旧の世代差が実用に響くか ②省エネ性能の差 ③設置・搬入の制約 ④処分の手続きが必要か の4点
最終確認: 2026年8月
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