不用品回収・遺品整理の一括見積もり比較2026|相場と損しない頼み方
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2026年8月更新実家の片付けを前にして、多くの人が最初につまずくのは「いくらかかるのか分からない」ことです。業者のサイトを見ても「トラック積み放題◯万円〜」としか書いておらず、自分の家がその「〜」のどこに入るのかが読めない。だから連絡をためらい、片付けだけが先延ばしになります。
この記事では、費用を確かめる一番手っ取り早い方法として無料の一括見積もりを取り上げます。1回の入力で複数社から見積もりが届くので、相場から外れた金額をすぐ見抜けます。申込は無料で、その場で契約する義務もありません。編集部で各サービスの申込方法と対応範囲を突き合わせて整理し、7つを目的別に比較しました。

不用品回収と遺品整理は、頼む前に切り分けておく
同じ「家を空にする作業」でも、業者側では扱いが別物です。ここを曖昧にしたまま問い合わせると、見積もりの金額差が何に由来するのか読めなくなります。
不用品回収は、依頼者が「これを捨ててください」と指定した物を運び出して処分する作業です。何を残すかの判断は依頼者側にあり、業者は運搬と適正処分を担当します。作業時間が読みやすく、費用も量に比例して素直に決まります。
いっぽう遺品整理は、仕分けそのものが作業に含まれます。通帳や保険証券、権利書といった書類の捜索、形見分けする物の取り置き、写真や仏具の扱い、必要に応じた供養や簡易清掃まで。何が出てくるか事前に分からないぶん、人手も時間も余分にかかります。
実家を丸ごと片付ける場合、多くは遺品整理として依頼することになります。ただし「貴重品はもう回収済みで、あとは家具と家電を運び出すだけ」という状態まで持っていければ、不用品回収として頼めて費用は下がります。問い合わせ前に、自分がどちらを頼みたいのかだけは決めておいてください。
費用は荷物の量より「間取り」でおおまかに決まる
費用の見当をつけるとき、業者がまず聞くのは間取りです。荷物量は現地を見ないと分かりませんが、間取りが決まれば必要な人数とトラックの台数がほぼ決まるからです。公開されている相場は次のとおりです。
| 間取り | 費用相場 | 作業人数 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| 1R・1K | 30,000〜80,000円 | 1〜2名 | 1〜2時間 |
| 1DK | 50,000〜120,000円 | 2〜3名 | 2〜4時間 |
| 1LDK | 70,000〜200,000円 | 2〜4名 | 2〜6時間 |
| 2DK | 90,000〜250,000円 | 2〜5名 | 2〜6時間 |
| 2LDK | 120,000〜300,000円 | 3〜6名 | 3〜8時間 |
| 3LDK | 170,000〜500,000円 | 4〜8名 | 5〜12時間 |
| 4LDK以上 | 220,000〜600,000円 | 4〜10名 | 6〜15時間 |
出典:みんなの遺品整理「遺品整理の費用相場はいくら?」の公開データをもとに編集部で作成(標準的な荷物量の場合)
この表を見て「幅が広すぎる」と感じたはずです。実際そのとおりで、同じ2DKでも9万円で終わる家と25万円かかる家があります。差を生むのは主に次の条件です。
- エレベーターの有無と、部屋までの階数(3階まで階段だと人手が増える)
- トラックを横づけできるか。前面道路が狭いと台車での往復回数が増える
- 畳・エアコン・風呂釜など、取り外しが必要な設備が残っているか
- 家電リサイクル法の対象品(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)が何台あるか
- 作業後にハウスクリーニングまで必要か
逆に言えば、これらを最初に伝えておけば見積もりの精度は上がります。「エレベーターなしの3階、道が狭くて2トン車は入れない、冷蔵庫と洗濯機あり」——この一文を問い合わせフォームに書くだけで、届く金額の現実味がまったく変わります。

一括見積もりサービス7社を比較
ここからは、実際に見積もりを取れるサービスを並べます。いずれも申込と見積もりまでは無料で、その場で契約する必要はありません。表は横スクロールで全項目を確認できます。
PRこの比較表の「公式」列はアフィリエイト広告のリンクです。順位・評価は編集部の基準で判断しています。
| サービス | 申込方法 | 費用の考え方 | こんな人向き | 注意点 | 公式PR |
|---|---|---|---|---|---|
| 1遺品整理のコンシェルジュ | 無料の一括見積もり(Web申込) | 見積もり比較まで無料。作業費は現地見積もりで確定 | 実家の遺品整理をどこに頼むか、まだ1社も決まっていない人 | 見積もりは現地確認を経て確定するため、初回の電話またはメール連絡は必ず発生する | 公式で見積もり |
| 2ゴミ屋敷お悩み相談所 | 無料の一括見積もり(Web申込) | 相談・見積もりは無料。特殊清掃を伴う場合は別途加算 | 長く放置した部屋を抱えている人、通常の回収を断られた経験がある人 | 状態によっては特殊清掃が必要になり、通常の片付けより総額が上がる | 公式で見積もり |
| 3ぽいみつ | 無料の一括見積もり(Web申込) | 一括見積もりは無料。回収量とトラック台数で費用が決まる | 家財の総量がまだ読めず、まず相場感をつかみたい人 | 当日の積み込み量が想定を超えると追加費用が出るため、量は多めに申告しておく | 公式で見積もり |
| 4エコノバ | 無料の一括比較(Web申込) | 比較は無料。作業内容ごとに各社が個別に見積もり | 粗大ゴミ数点だけなど、小さめの依頼から始めたい人 | 小口の依頼は出張費の比重が大きくなり、単価が割高に見えることがある | 公式で見積もり |
| 5不用品回収比較センター | 無料の一括見積もり(Web申込) | 比較・見積もりは無料。作業費は各社の見積もりで確定 | 料金だけでなく利用者の口コミも見て決めたい人 | 掲載業者の対応エリアは会社ごとに違う。地域を入れてから比較する | 公式で見積もり |
| 6HAPPY PRICE(遺品整理・買取) | 電話での申込・相談 | 相談は無料。買取分を回収費用に充当できる場合がある | 電話で事情を説明しながら進めたい人、貴金属や骨董が残っている人 | Web完結ではないため、日中に電話できる時間を確保しておく必要がある | 公式で見積もり |
| 7たすけあい | Webからの申込 | 申込は無料。残置物撤去や福祉整理は内容により個別見積もり | 賃貸の原状回復や、行政・福祉が絡む片付けを抱えている人 | 対応内容が幅広いぶん、依頼時に「何をどこまで」を明確に伝える必要がある | 公式で見積もり |
※番号は編集部が「申込のしやすさ」と「対応範囲の広さ」で整理した並び順です。金額の優劣を示すものではありません。
1遺品整理のコンシェルジュ
遺品整理に特化した一括見積もり比較。1回の入力で、対応できる事業者からまとめて見積もりが届きます。
向いている人実家の遺品整理をどこに頼むか、まだ1社も決まっていない人
注意したい点見積もりは現地確認を経て確定するため、初回の電話またはメール連絡は必ず発生する
2ゴミ屋敷お悩み相談所
ゴミ屋敷・強い臭い・害虫を伴う現場まで含めて相談できる一括見積もり比較です。
向いている人長く放置した部屋を抱えている人、通常の回収を断られた経験がある人
注意したい点状態によっては特殊清掃が必要になり、通常の片付けより総額が上がる
3ぽいみつ
不用品回収を軸に、空き家清掃や遺品整理まで一括で見積もりが取れます。
向いている人家財の総量がまだ読めず、まず相場感をつかみたい人
注意したい点当日の積み込み量が想定を超えると追加費用が出るため、量は多めに申告しておく
4エコノバ
不用品おかたづけ・粗大ゴミ・ゴミ屋敷の片付けに対応する専門業者を一括比較できます。
向いている人粗大ゴミ数点だけなど、小さめの依頼から始めたい人
注意したい点小口の依頼は出張費の比重が大きくなり、単価が割高に見えることがある
5不用品回収比較センター
不用品回収業者を料金と満足度で比較できるサービスです。利用者の口コミが掲載されているため、金額だけでは分からない対応の質まで見たうえで見積もりを依頼できます。
向いている人料金だけでなく、実際に使った人の評価も見てから決めたい人
注意したい点掲載業者の対応エリアは会社ごとに違う。まず地域を入れて、対応可能な業者があるか確認する
6HAPPY PRICE(遺品整理・買取)
遺品整理と買取を同じ窓口で相談できます。申込は電話からです。
向いている人電話で事情を説明しながら進めたい人、貴金属や骨董が残っている人
注意したい点Web完結ではないため、日中に電話できる時間を確保しておく必要がある
7たすけあい
ゴミ屋敷清掃・遺品整理・残置物撤去・福祉整理まで幅広く対応しています。
向いている人賃貸の原状回復や、行政・福祉が絡む片付けを抱えている人
注意したい点対応内容が幅広いぶん、依頼時に「何をどこまで」を明確に伝える必要がある

見積もりを取る前にやっておく3つの準備
準備なしで申し込むと、届く金額はどうしても幅の広い概算になります。逆に次の3つを済ませておくだけで、見積もりの精度と、その後のやり取りの手間がまるで変わります。
1部屋の写真を、部屋ごとに1枚ずつ撮る
戸口に立って部屋全体が入るように撮ってください。押し入れやクローゼットは開けた状態で1枚追加します。この写真をメールに添付できると、多くの業者は現地確認前でもかなり近い金額を出してきます。訪問見積もりの日程調整が1回減るだけでも、遠方に住んでいる人には大きな差になります。
2「絶対に捨てない物」のリストを作る
アルバム、位牌、印鑑、通帳、権利書。この5つは最低限書き出しておきます。作業当日は想像以上に慌ただしく、口頭で伝えたつもりが伝わっていなかった、という事故が起きやすいところです。紙に書いて現場に貼っておくのが確実です。
3連絡してほしい方法と時間帯を決めておく
一括見積もりは複数社から連絡が来る仕組みです。申込フォームの備考欄に「連絡はメール希望」「電話は平日18時以降」と書いておくと、着信が重なるストレスはかなり減ります。ここを空欄にしたまま申し込むと、翌日の日中に何件も電話が入ることになります。
売れる物を先に現金化すると、総額はここまで下がる
片付け費用そのものを値切るより、支出の一部を買取で相殺するほうが効きます。ブランド品、貴金属、腕時計、カメラ、着物、切手、古銭あたりは実家に眠っている確率が高く、まとめて査定に出せば数万円になることも珍しくありません。
順番が大事です。回収業者に「まとめて持っていって」と頼んでしまうと、値のつく物も処分費の内側に消えます。リユース・買取のトレンドを押さえたうえで、まずブランド品・古着・本の専門買取で値のつく物を抜き、残りを一括見積もりで処分する。この二段構えが、いまのところ手取りが一番残るやり方です。
自宅から動かしたくない物が多いなら出張ブランド買取サービス、スマホやタブレットが何台も出てきたならスマホ買取業者の比較が近道です。何から手をつけるか決まらない段階なら、買取サービスのおすすめ比較から入るのが分かりやすいと思います。

よくある失敗と、その回避方法
編集部で各社の申込条件と、一般に報告されているトラブル事例を突き合わせたところ、つまずき方はだいたい4パターンに集約されました。
11社だけで決めてしまう
提示された金額が高いのか安いのか、比較対象がなければ判断できません。しかも1社しか知らないと断りにくくなり、言い値で契約してしまいます。一括見積もりを使う一番の理由は、安い業者を見つけることよりも断る余地を確保することにあります。
2「積み放題」の中身を確認しない
積み放題プランは分かりやすい反面、トラックに積める量には物理的な上限があります。積みきれなかった分は追加料金です。契約前に「2トン車1台でこの家は収まりますか」と一言聞いてください。この質問に即答できない業者は、当日に追加請求してくる可能性が高いと考えて構いません。
3家電リサイクル料を見落とす
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは、家電リサイクル法により通常の粗大ゴミとは別扱いです。見積書の総額にリサイクル料が含まれているのか、別途請求なのかは必ず確認してください。4台あれば1万円以上の差になります。
4許可の有無を確かめない
家庭から出た不用品を有償で運搬・処分するには、自治体の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。無許可業者に頼むと、不法投棄された際に依頼者側が問われることがあります。見積もり時に許可の有無を聞き、答えを濁す業者は候補から外してください。無料の一括見積もりサービスを経由すると、この確認が最初から済んでいることが多いのも利点です。

タイプ別・結局どこに頼めばいいのか
7社を並べても迷うと思うので、状況別に1つへ絞ります。
| あなたの状況 | まず申し込むサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 実家を丸ごと片付ける | 遺品整理のコンシェルジュ | 遺品整理に特化した比較で、仕分けを含む依頼に慣れた事業者が集まる |
| 長期間放置して状態が悪い | ゴミ屋敷お悩み相談所 | 特殊清掃を含む現場を前提に相談できる |
| まず相場だけ知りたい | ぽいみつ | 不用品回収軸の一括見積もりで、量から金額をつかみやすい |
| 粗大ゴミ数点だけ | エコノバ | 小口の片付けにも対応する業者を比較できる |
| 売れる物が多そう | HAPPY PRICE | 遺品整理と買取を同じ窓口で相談でき、買取分を回収費用に充当できる |
| 口コミも見て選びたい | 不用品回収比較センター | 料金と満足度の両面で業者を比べられる |
| 賃貸の原状回復・福祉整理 | たすけあい | 残置物撤去や福祉整理まで対応範囲に含まれる |
どれを選んでも申込は無料で、見積もりを見てから断れます。最初の一歩を「契約」ではなく「見積もりを見る」に置き換えるだけで、片付けは驚くほど動き出します。

よくある質問
Q不用品回収と遺品整理は何が違いますか?+
作業の目的と範囲が違います。不用品回収は「決めた物を運び出して処分する」作業が中心で、何を捨てるかは依頼者が指定します。遺品整理は仕分けから始まり、貴重品や書類の捜索、形見分けの取り置き、必要に応じた供養や清掃までを含みます。同じ2DKでも遺品整理のほうが人手と時間がかかるぶん、費用は高くなる傾向があります。
Q一括見積もりを申し込むと、しつこく営業されませんか?+
一括見積もりは仕組み上、複数社から連絡が来ます。ここを嫌って申込をためらう人が多いのですが、申込フォームの備考欄に「連絡はメールのみ希望」「電話は平日18時以降」と書いておくと、実際の連絡はかなり整理されます。逆に何も書かないと、翌日の日中に着信が重なりやすくなります。
Q見積もりは何社くらい取れば十分ですか?+
3社が現実的な線です。1社だけだと提示額が高いのか安いのか判断できず、5社を超えると日程調整と対応だけで疲れてしまいます。3社そろえば、極端に高い見積もりと、追加請求の説明が曖昧な業者はほぼ見分けられます。
Q遺品整理の費用はどのくらいかかりますか?+
間取りで大きく変わります。公開されている相場では1R・1Kで3万〜8万円、2DKで9万〜25万円、3LDKで17万〜50万円程度が目安です。ただしこれは標準的な荷物量の場合で、エレベーターがない、道が狭くてトラックを横づけできない、畳やエアコンの撤去が必要といった条件が重なると加算されます。
Q買取と回収は同じ業者に頼めますか?+
対応している業者なら可能です。家電や家具、貴金属、骨董などに値がつけば、その分を回収費用から差し引ける場合があります。ただし買取価格は現物を見るまで確定しないため、見積もり段階の買取見込み額は参考値として扱ってください。値がつきそうな物が多いなら、専門の買取業者に先に査定してもらってから回収を依頼したほうが手取りは増えます。
Q遠方に住んでいて立ち会えない場合も依頼できますか?+
立ち会いなしで対応する業者もありますが、条件は事前に詰めてください。鍵の受け渡し方法、作業前後の写真報告の有無、貴重品が出てきたときの連絡ルール。この3点が決まっていれば大きなトラブルは避けられます。逆に「全部おまかせで」と伝えるだけだと、残してほしかった物まで処分される事故が起きます。
Q追加料金を防ぐにはどうすればいいですか?+
見積書に「どこまでが定額で、何が発生したら加算されるか」を書いてもらうのが確実です。特に確認したいのは、当日の荷物増加、家電リサイクル料、駐車スペースがない場合の運搬費、そして作業が翌日に延びたときの扱いです。口頭だけの説明で済ませようとする業者は、その時点で候補から外して構いません。
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