不登校の中学生の勉強2026|家で進める6サービスと無料体験の使い方
先に要点:サービスは「学校へ戻る前提」と「そうでない前提」に分かれます
不登校の子ども向けサービスを並べて比べようとすると混乱するのは、目指している出口が違うものが同じ棚に並んでいるからです。再登校を目標に置く支援と、学校へ戻るかどうかは保留したまま学習だけ進める支援は、設計そのものが違います。ここで扱う6つは、いずれも体験・相談・申込の送信までは費用がかかりません。まず方向を決めてから、1件だけ相談を入れてください。
不登校専門のオンライン個別指導、再登校の支援、専門オンライン塾、完全オンラインの塾、フリースクール、中学生向けの学びの場の計6つを、どこを出口として設計されているかという観点でそろえて並べます。各サービスが公表している形態・対象・申込の流れを編集部で確認しました。当編集部は医療・心理の専門機関ではないため、状態の判断や原因の特定は行っていません。

まず決めるのは「戻る前提か、そうでないか」
ここを決めないままサービスを比べると、料金や講師の質といった枝葉の話に時間を使ってしまいます。先に方向を決めてください。
| 再登校を目標にする | 戻る戻らないは保留する | |
|---|---|---|
| 関わる相手 | 保護者への助言が中心 | 本人への指導が中心 |
| 短期の目標 | 登校の再開 | 学習の再開 |
| 本人の負担 | 目標がはっきりしている分だけ重い | 軽い |
| 噛み合う状態 | 本人にも戻る意思がある | いまは学校の話をしたくない |
| 本記事の該当 | スダチ/第一学院中等部 | ティントル/巣立塾/勉トレ |
先に確かめたいこと
保護者が「戻ってほしい」と考えていても、本人が同じ方向を向いているとは限りません。方向がずれたまま支援に入ると、本人にとっては家の中に追い立てる人が増えただけになります。サービスを選ぶ前に、本人が何を負担に感じているのかだけは確かめてください。人間関係なのか、教室という空間なのか、学習の遅れなのかで、選ぶ方向が変わります。
6つを「無料でどこまで進めるか」で比較
サービス名をクリックすると、その詳細へ移動します。
| サービス | 形態 | 無料で進めるところ | こんな家庭向き | 公式 |
|---|---|---|---|---|
| ティントル | 不登校専門のオンライン個別指導 | 無料体験の申込・参加 | 学校へ戻ることを前提にせず、学習だけ進めたい家庭 | 公式サイト |
| スダチ | 再登校に向けた支援 | 無料相談の申込・実施 | 学校へ戻ることを目標として考えている家庭 | 公式サイト |
| 巣立塾 | 不登校専門のオンライン塾 | 申込フォームの送信 | 集団に戻る前に、まず勉強の型を取り戻したい家庭 | 公式サイト |
| 勉トレ | 完全オンラインの学習塾 | 体験授業への参加 | 不登校に限らず、通塾そのものが負担になっている家庭 | 公式サイト |
| 学研WILL学園 | フリースクール・通信制サポート校 | 申込フォームの送信 | 家以外に、行ける場所をつくりたい家庭 | 公式サイト |
| 第一学院中等部 | 中学生向けの学びの場 | 資料請求・申込の送信 | 高校進学まで見据えて、いまの過ごし方を決めたい家庭 | 公式サイト |
この表の使い方は単純です。前の章で決めた方向に合う行だけを見てください。方向が違うサービスは、条件がどれだけ良くても噛み合いません。方向が合ったものが2つ以上あるなら、そこで初めて費用や形式を比べる段階に入ります。

サービス別に見る6つ
1ティントル
不登校の状態を前提に設計されたオンラインの個別指導です。ここが重要で、通常の塾に「行けない日がある」前提が組み込まれていないと、休むたびに本人が負い目を感じます。専門をうたうサービスは、その前提から始まる。学校へ戻る戻らないの判断は保留したまま、学習の遅れだけ埋めたいという段階に噛み合います。無料体験の参加で手続きがひと区切りします。
注意したいこと
担当講師との相性が結果を左右する。体験のときに担当が誰か確認する
※ティントルの公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
2スダチ
PR

こちらは学校へ戻ることを目標に置いた支援です。前項とは方向が逆なので、並べて比較する意味があります。どちらが正しいという話ではなく、本人と家庭がどちらを望んでいるかで選ぶものです。ここで気をつけたいのは、親が戻したいと考えていても、本人がそう思っていない場合があること。無料相談は保護者が受ける形になるので、その場で方向性を確かめてください。
注意したいこと
学校復帰を前提とする支援。本人の意思と合っているかを先に確かめる
※スダチの公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
3巣立塾
オンラインで学習を進める不登校専門の塾です。この分野で見落とされやすいのが、環境の準備。カメラをオンにするのか、音声だけでよいのか、家のどこで受けるのか。ここが決まっていないと初回で気まずくなります。申し込む前に、本人が落ち着いて座れる場所と、通信が安定する場所を確かめておいてください。
注意したいこと
申込の完了が区切り。オンラインの環境(端末・通信)を先に整える
※巣立塾の公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
4勉トレ
PR

不登校専門ではなく、完全オンラインという形式そのものを売りにした塾です。専門をうたうサービスが本人に合わないこともあるため、比較の軸として並べています。「不登校向け」と名前がついていることが、かえって本人の負担になる場合がある。そういうときは、単に通わなくていい塾として選ぶほうが受け入れられやすいことがあります。体験授業の参加で区切れます。
注意したいこと
不登校専門ではない。学習の進度に合わせられるかを体験で確認する
※勉トレの公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
5学研WILL学園
家庭学習ではなく、家以外の居場所を用意する選択肢です。フリースクールと通信制のサポート校を組み合わせた形で、毎日通う必要はありません。学習の遅れよりも「一日中家にいる状態」のほうが気がかりだという家庭には、こちらのほうが噛み合います。通学型と在宅型で扱いが変わるため、通える範囲かどうかを最初に確認してください。
注意したいこと
通学が前提の形態もある。通える範囲と頻度を確認する
※学研WILL学園の公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
6第一学院中等部
PR

中学で不登校の状態にある生徒を対象にした学びの場です。ここを選ぶ理由になりやすいのは、高校進学まで見通せること。中学は在籍したまま利用する形が一般的で、出席の扱いは在籍校との相談になります。「このあとどうなるのか」が見えないことが不安の中心なら、進路の見通しを持っているところに相談するのが早い。申込の送信で手続きがひと区切りします。
注意したいこと
進学先の選択肢まで含めて相談する。中学の在籍は原則そのまま
※第一学院中等部の公式サイトへ移動します(条件・料金の詳細もこちら)
相談の前に、家庭で整理しておく4項目
相談の場で聞かれることは、だいたい決まっています。先に整理しておくと、限られた時間を「これからどうするか」の話に使えます。
1いつから、どんな形で始まったか
行けなくなった時期と、そのときの状況を時系列で書き出しておきます。原因を特定する必要はありません。事実の並びだけで十分です。相談相手はここから状況を読み取ります。
2いまの一日の過ごし方
起きる時間、食事、画面を見ている時間、外に出るかどうか。生活のリズムが崩れているかどうかで、提案される内容が変わります。責める材料にせず、事実として書いてください。
3本人が話していること
本人の言葉をそのまま残しておきます。「うるさい」「疲れた」といった短い言葉でも、専門の相談員が読むと手がかりになります。保護者の解釈を混ぜず、言った通りに書くのがコツです。
4学校とのやり取りの状況
担任と連絡が取れているか、スクールカウンセラーに会ったことがあるか、教育支援センターを案内されたか。出席の扱いや進路の相談は在籍校を通る部分があるため、ここが分かっていると話が早く進みます。

出席の扱いと、学校との連携
学校外で学習した場合に出席として扱われるかどうかは、在籍している学校の校長の判断によります。文部科学省は、一定の要件を満たす学校外の学習について校長が出席扱いとできる旨を示しており、その要件には保護者と学校の連携や、計画的な学習プログラムであることなどが含まれます。
在籍校に確認しておくこと
- 学校外の学習を出席として扱った例が過去にあるか
- その場合、どんな記録の提出を求められるか
- 定期テストを別室や自宅で受けられるか
- 進路指導はどのタイミングで受けられるか
ここを確かめずにサービスを契約すると、「利用したのに出席にならなかった」という行き違いが起きます。順番としては、在籍校に相談 → サービスに実績を確認 → 契約が安全です。
公的な相談先も、同時に使える
民間のサービスと公的な相談先は、どちらか一方を選ぶものではありません。併用できます。自治体には教育支援センター(適応指導教室)が置かれていることが多く、在籍校のスクールカウンセラーにも相談できます。費用がかからない選択肢を先に確認しておくと、民間サービスに何を求めるのかがはっきりします。
また、眠れない・食べられない・気分の落ち込みが続くといった状態が見られる場合は、学習の相談より先に、かかりつけ医や自治体の相談窓口に相談してください。学習支援のサービスは医療の代わりにはなりません。ここは順番を間違えないでください。
高校進学までの見通しをどう立てるか
| 選択肢 | 通学の頻度 | 確認しておくこと |
|---|---|---|
| 全日制高校 | 毎日 | 調査書と欠席の扱い |
| 定時制高校 | 時間帯を選べる | 通学の負担と修業年限 |
| 通信制高校 | スクーリングのみ | 年間の登校日数と学費 |
| 高等専修学校 | 学校による | 取得できる資格 |
| 高卒認定試験 | 通学なし | 受験科目と受験時期 |
中学の段階で全部を決める必要はありません。ただ、選択肢がこれだけあると知っているかどうかで、本人にかかる圧力が変わります。「行けないと終わり」ではないことが分かるだけで、家の中の空気が軽くなることがあります。進路の相談は、在籍校でも中学生向けの学びの場でも受けられます。
- オンライン家庭教師 無料体験比較 … 相性を確かめて選ぶ8社
- 子どもの通信教育・塾の資料請求比較 … 取り寄せて選ぶ6サービス
- 子供のタブレット学習教材比較 … 途中解約・返金の条件まで
- 進路・学び直しの資料請求比較 … 見学前に3校へ絞る
- 仕事・学びの記事一覧 … カテゴリーのすべての記事
よくあるつまずき方3パターン
1方向を決めずにいくつも申し込む
再登校を目指す支援と、学習だけ進める支援を同時に受けると、本人に届くメッセージが矛盾します。まず1件にしてください。合わなければ変えればいい話です。
2本人に相談の場を「決定の場」として伝える
「これで決めるからね」と言って連れて行くと、本人は身構えます。保護者だけで話を聞き、選択肢を持ち帰ってから提示する順番のほうが受け入れられやすい。本人の同席は、必要になってからで間に合います。
3学習の遅れを数字で示す
「3か月分遅れている」という言い方は、大人にとっては事実の共有でも、本人には取り返せない量として響きます。1日10分から始めるという単位で話すほうが、結果として机に向かう日が増えます。


PRほかの関わり方も見てみる
学習の指導、話す時間づくり、環境そのものを変える選択肢もあります。いずれも相談・申込までは無料です。
よくある質問
Q学校に行けていない期間は、出席として扱われますか?+
A. 在籍している学校の校長の判断によります。文部科学省は、一定の要件を満たす学校外の学習について、校長が出席扱いとすることができる旨を示しています。要件には、保護者と学校の連携、対面の指導が適切に行われること、計画的な学習プログラムであることなどが含まれます。利用したいサービスがある場合は、まず在籍校に相談し、そのうえでサービス側に実績があるかを確認してください。
Q勉強の遅れは、いつまでに取り戻せばいいですか?+
A. 期限を設けないほうが結果的に進みます。遅れを数字で示すと本人の負担になり、机に向かう時間そのものが減ることがあるためです。まずは1日10分でも学習に触れる状態をつくり、そこから量を増やすほうが現実的です。進学のスケジュールが気になる場合は、教科ごとの遅れではなく「志望する進路に必要な範囲」から逆算して考えてください。
Q本人が相談を嫌がります。保護者だけで相談できますか?+
A. 多くのサービスが保護者のみの相談を受け付けています。本人を無理に同席させると、相談そのものが「追い詰められる場」になってしまいます。まず保護者が状況を整理し、選択肢を持ったうえで本人に提示する順番のほうが受け入れられやすいことが多いです。申込の際に「本人は同席しません」と伝えておけば、その前提で進みます。
Q学校に戻るべきか、戻らない前提で進めるべきか迷っています。+
A. どちらか一方が正しいというものではありません。本記事で扱うサービスも、復帰を目標にするものと、復帰を前提としないものに分かれています。判断の材料になるのは、本人が何を負担に感じているかです。人間関係なのか、教室という空間なのか、学習の遅れなのか。ここが分かると、選ぶ方向が決まります。判断に迷う場合は、教育支援センターやスクールカウンセラーなど公的な相談先も利用できます。
Qフリースクールと通信制サポート校は何が違いますか?+
A. 位置づけが違います。フリースクールは学校外の居場所や学びの場で、在籍校は変わりません。通信制サポート校は、通信制高校で学ぶ生徒の学習を支える施設です。中学生の段階ではフリースクールや教育支援センターが選択肢になり、高校段階では通信制高校とサポート校の組み合わせが出てきます。年齢と進路の段階で使い分けてください。
Q費用はどのくらいかかりますか?+
A. 形態によって大きく異なり、オンラインの個別指導・通学型のフリースクール・サポート校では費用の構造が違います。金額は各サービスの公式サイトと相談の場で確認してください。本記事では特定の金額を掲載していません。なお自治体によっては、フリースクール等の利用に対する補助や、教育支援センターの無償利用が用意されていることがあります。お住まいの自治体の教育委員会に確認する価値があります。
Q学校や担任に、外部のサービスを使うことを伝えるべきですか?+
A. 伝えたほうが選択肢が広がります。出席の扱いや進路の相談は在籍校を通じて進む部分があるためです。伝えづらい事情がある場合は、担任ではなくスクールカウンセラーや教育支援センターを窓口にする方法もあります。学校との関係が難しくなっている場合は、まず自治体の相談窓口に状況を共有してください。
Qこの記事のサービスは、心の不調の相談にも対応していますか?+
A. 本記事で扱っているのは学習と居場所のサービスであり、医療や心理の専門機関ではありません。眠れない、食べられない、気分の落ち込みが続くといった状態が見られる場合は、学習の相談より先に、かかりつけ医やスクールカウンセラー、自治体の相談窓口に相談してください。当編集部も医療的な判断を行う立場にはありません。
まとめ|方向を1つ決めて、相談を1件入れる
比べる前にやることがあります。学校へ戻ることを目標にするのかどうか、ここを家庭の中で決めてください。決まれば、選ぶべきサービスは半分に絞られます。
そのうえで、まず1件だけ相談を入れる。相談したからといって契約する必要はありませんし、本人が同席する必要もありません。選択肢が見えるだけで、「このまま何も変わらないのではないか」という不安の質は変わります。同時に、在籍校と自治体の相談窓口も使ってください。民間と公的、どちらか一方を選ぶ話ではありません。
本記事は、各サービスの公式サイトが公表している形態・対象・申込の流れを編集部が横断で確認し、同一の観点(形態/無料で進めるところ/向いている家庭/注意点)にそろえて比較しています。当編集部は医療機関・心理相談機関ではなく、状態の判断や原因の特定は行いません。制度に関する記述は下記の公的情報を参照しました。
暮らしの「固定費・制度・選び方」をわかりやすく整理する編集チームです。自治体・公式・各社が公表する情報を精査し、中立の立場で比較します。各社・各自治体に散らばる条件を横断で集め、編集部独自の評価軸で同一条件にそろえた比較表と、選ぶときの判断基準に落とし込むのが私たちの役割です。制度改正や料金改定は継続的に追跡し、そのつど本文を更新しています。
本ページはプロモーションを含みます。掲載している各サービスの申込リンクにはアフィリエイト広告が含まれますが、掲載順・評価は編集部が公表情報にもとづいて判断しており、報酬額によって順序を変えることはありません。費用・対象・支援の内容は変更されることがあるため、最新の条件は各公式サイトでご確認ください。心身の不調が続く場合は、学習の相談より先に医療機関や自治体の相談窓口をご利用ください。







