KOTEI-HI / 固定費まるごと見直し
固定費、いちばん効く順に。
まるごと見直し特集
毎月かかる固定費は、一度下げればずっと効きます。効果の大きい「通信費」から、節税になる「ふるさと納税」、そして「サブスク・支払い」まで、下げやすい順にまとめました。
固定費は「金額 × 毎月 × ずっと」で効いてくる、いちばん家計インパクトの大きい支出です。この特集では、最優先の通信費から、実質負担を下げるふるさと納税(節税)、そしてサブスク・支払いの棚卸しまで、下げやすい順に記事を並べました。上から手をつけるほど、早く効果が出ます。
どこを見直すと、いくら下がる?
| 見直しどころ | よくある月額 | 見直し後の目安 | 年間の削減目安 |
|---|---|---|---|
| スマホ・ネット(通信費) | 約13,000円 | 6,000〜8,000円 | 最大 約7万円 |
| ふるさと納税(節税) | — | 実質2,000円で返礼品 | 上限までほぼ“得” |
| サブスク・使っていない会費 | 積み重なりがち | 解約でゼロに | 塵も積もれば数万円 |
| 保険・電気・ガス | 見直し余地あり | プラン最適化 | 年 数千〜数万円 |
※金額は一般的な目安です。実際の削減額は契約内容・世帯人数・使い方で変わります。各記事の最新情報でご確認ください。
まず通信費を下げる(いちばん効く)
固定費見直しの一丁目一番地はスマホ・ネット代。一度の手続きで毎月ずっと効くので、最優先で取り組みましょう。より詳しくは「通信まるごと見直し特集」もどうぞ。





ふるさと納税で「実質負担」を下げる
ふるさと納税は、上限内なら実質自己負担2,000円で返礼品がもらえる“節税×家計の底上げ”。日用品や家電を返礼品でまかなえば、実質的な固定費ダウンにもつながります。まずは上限額シミュレーションから。






サブスク・支払いを棚卸しする
“なんとなく続いている”サブスクや会費は、固定費のかくれ負担。解約が最大の節約になることも。支払い方法をお得なクレカに寄せるのも、地味に効く見直しです。
2026年11月〜2027年1月:固定費とお金に関わる変更カレンダー
この冬に、料金や制度が変わるものを日付順に並べました。いずれも公式発表や公的機関の案内で確認した内容です(2026年11月1日時点)。値上げや期限の前に動くと、解除料や控除で損をしにくくなります。
| 時期 | 対象 | 変わること | くわしい記事 |
|---|---|---|---|
| 2026年11月30日まで | ソフトバンク光 | 12月以降の月330円値上げを理由にした解約は、解除料が免除 | ソフトバンク光の記事 |
| 2026年11月1日〜2027年1月31日 | auひかり | 2027年1月からの月330円値上げを受け、この期間に申し出れば契約解除料なし | auひかりの記事 |
| 2026年12月1日 | ahamo | 40GB以下3,135円の3段階制に | 格安SIM比較 |
| 2026年12月〜2027年2月使用分 | 電気・都市ガス | 国の支援で単価を値引き。家庭の電気は12月1.0円/kWh、1・2月4.5円/kWh。都市ガスは12月4.0円/㎥、1・2月18.0円/㎥ | 電気・ガス料金の記事 |
| 2026年12月分の掛金から | iDeCo | 掛金の上限が上がる(企業年金のない会社員は月23,000円→62,000円) | 老後資金の記事 |
| 2026年12月の年末調整 | 所得税 | 基礎控除が最大104万円に。所得税がかからない年収の目安は178万円 | 年末調整の記事 |
| 2026年12月31日 | ふるさと納税 | 2026年分として控除を受けるには、この日までに決済を完了 | 12月の駆け込みの記事 |
| 2027年1月1日 | NISA | 0〜17歳も使える「こどもNISA」が始まる(年60万円まで) | 新NISAの記事 |
| 2027年1月10日必着 | ふるさと納税 | 2026年分のワンストップ特例の申請期限 | ワンストップの記事 |
固定費見直し・よくある質問
固定費は何から見直すべきですか?
通信費はどれくらい下げられますか?
ふるさと納税は本当に得なのですか?
使っていないサブスクを見つけるコツは?
電気・ガスや保険も見直すべきですか?
光回線の値上げを理由に解約すると、解除料はかかりますか?
冬の電気・ガス代の国の支援はいつからですか?
ふるさと納税の2026年分はいつまでに寄付すればいいですか?
無料で試せる見直し(2026年8月 追加)
数字で見る固定費|家計調査の平均(2025年)

固定費を見直す前に、まず世の中の平均を確かめておきましょう。総務省統計局の家計調査(2025年平均)では、二人以上の世帯の1か月の消費支出は31万4,001円、単身世帯は17万3,042円でした。このうち毎月ほぼ決まって出ていく固定費の代表は、次のとおりです。
| 項目 | 二人以上の世帯(月) | 年換算(当サイト計算) | 単身世帯(月) |
|---|---|---|---|
| 電気代 | 13,219円 | 158,628円 | — |
| ガス代 | 4,882円 | 58,584円 | — |
| 通信 | 11,672円 | 140,064円 | — |
| 光熱・水道(合計) | 24,547円 | 294,564円 | 13,333円 |
| 交通・通信(合計) | 45,730円 | 548,760円 | 19,334円 |
| 住居 | 18,678円 | 224,136円 | 21,667円 |
出典:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果の概要」。単身世帯は電気代・ガス代・通信の内訳を表に載せていません。詳しい数字は家計調査で見る生活費の平均にまとめています。
電気・ガス・通信の3つだけで、二人以上の世帯の平均は月29,773円、年357,276円です(当サイト計算)。しかも電気代は前年から名目で10.1%増えています。ここを1割下げるだけでも、年に3万円以上の差になります。
見直しの順番を数字で決める
どこから手をつけるかは、「金額の大きさ」と「手間の少なさ」で決めるのが近道です。この特集で扱う固定費を、平均の金額と見直し方の目安で並べました。
| 順番 | 項目 | 平均の月額(二人以上の世帯) | 主な見直し方 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 通信(スマホ・光回線) | 11,672円 | 格安SIMへの乗り換え、光回線とスマホのセット割 | 格安SIMの料金比較表・光回線の比較 |
| 2 | 電気・ガス | 18,101円(電気13,219円+ガス4,882円) | 使い方に合うプランへの切り替え、冬の国の支援の確認 | 電気・ガス料金の乗り換え比較 |
| 3 | 食費・日用品の一部 | (食料は月94,895円) | ふるさと納税で食品・日用品を受け取る(自己負担2,000円) | ふるさと納税サイトの比較 |
金額は総務省統計局「家計調査」(2025年平均)。電気・ガスの合計は当サイト計算。
通信費|格安SIMは5回線に1回線の時代

総務省の四半期データ(2026年6月末)では、格安SIMなどのMVNOのシェアは18.6%、契約数は4,291万に増えました。ほぼ5回線に1回線が格安SIMです。一方で大手ブランドの料金改定も続いていて、ahamoは2026年12月1日から40GB以下3,135円などの3段階制に変わります(既存の契約者にも適用)。契約数やシェアの詳しい数字は携帯・格安SIM・光回線のシェアにまとめています。
電気・ガス代|冬は国の支援もチェック
2026年12月〜2027年2月使用分の電気・ガス代には、国の支援が予定されています。資源エネルギー庁の掲載値では、電気(低圧)は12月使用分が1.0円/kWh、2027年1月・2月使用分が4.5円/kWh、都市ガスは12月使用分が4.0円/㎥、1月・2月使用分が18.0円/㎥の値引きです。支援があっても、使い方に合わないプランのままなら割高な状態は変わりません。使用量別の目安は冬の電気・ガス代支援のまとめで確認できます。
ふるさと納税|1,151万人が使う「実質2,000円」の制度

総務省の現況調査では、ふるさと納税で住民税の控除を受けた人は令和8年度課税で1,151.4万人、寄附の受入額は令和7年度に1兆3,314.3億円でした。控除上限額の範囲内なら、自己負担2,000円で米や日用品などの返礼品を受け取れるので、食費や日用品費を実質的に下げる手段になります。寄付は12月31日までがその年の控除の対象です。全体の数字はふるさと納税の統計データ、ほかのテーマの公的統計はデータ集にまとめています。


