auひかりの撤去工事費31,680円は誰にかかる?申込時期で変わる

まず結論

auひかりの撤去工事が「必須」になるのは、2018年3月1日から2022年6月30日までに申し込んだホームタイプの契約だけです。この区分に当たると、解約時にKDDIが撤去工事を行い、31,680円(税込)がかかります。立ち会いも必要です。

よく見かける「2018年3月以降の申込は撤去必須」という説明は、現在は正確ではありません2022年7月1日以降の申込は「希望する場合のみ」に戻っており、引込設備は残置されます(希望して撤去する場合の費用は31,680円)。2018年2月28日以前の申込も「希望する場合のみ」で、費用は11,000円です。そしてマンションタイプは、どの時期でも撤去工事は不要です。

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申込時期で変わる|撤去工事と解約金の早見表

auひかりの解約時の負担は「いつ申し込んだか」でまったく違います。ここを取り違えると数万円ずれるので、まず自分の契約日を確認してください。金額はすべて税込です。

申し込んだ時期撤去工事撤去工事費契約解除料立ち会いひとことで言うと
2018年2月28日以前
(ホーム)
希望する場合のみ11,000円16,500円
ずっとギガ得
必要設備は残る。撤去は任意
2018年3月1日〜
2022年6月30日(ホーム)
必須
KDDIが撤去
31,680円16,500円
ずっとギガ得
必要唯一、撤去から逃げられない区分
2022年7月1日以降
(ホーム)
希望する場合のみ31,680円4,730円
ずっとギガ得
必要解除料は大幅に軽くなった
マンション
(全期間)
不要2,290〜2,730円光コンセントは残置される

※契約解除料は代表的なプランの額です。ホームのギガ得プランは2022年6月30日まで10,450円・7月1日以降4,460円、マンションはお得プラン2,730円/お得プランA 2,290円。時期をタップすると詳しい解説へ移動します。

契約満了月から3か月は解除料0円

どの時期の契約でも、契約満了月の当月・翌月・翌々月の3か月間は契約解除料がかかりません。撤去工事費はこれとは別枠なので、更新期間に解約しても2018年3月〜2022年6月申込のホームは31,680円が発生します。

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木製テーブルに置かれた契約書類とペン
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時期別の詳しい解説|自分の契約はどれに当たるか

早見表の行をタップした人はここに来ています。自分の契約日が分からない場合は、My auの契約内容か、契約時の書面で申込日を確認してください。

① 2018年2月28日以前の申込(ホーム)|撤去は任意、費用も安い

解約しても引込設備は残ります。撤去を希望する場合のみ工事を行い、費用は11,000円。オーナーや管理会社から撤去を求められない限り、支払わずに済む区分です。ただし契約解除料は旧体系のままなので、ずっとギガ得プランなら16,500円、ギガ得プランなら10,450円がかかります。更新期間(契約満了月とその翌月・翌々月)を狙って解約する価値がいちばん大きいのがこの層です。

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② 2018年3月1日〜2022年6月30日の申込(ホーム)|唯一の「必須」区分

解約時にKDDIが撤去工事を行う、と公式に定められている唯一の区分です。費用は31,680円で、立ち会いも必要。高速サービス(10ギガ・5ギガ)をこの期間に申し込んだ場合も含まれます。さらに契約解除料も旧体系(ずっとギガ得16,500円)なので、更新期間外に解約すると撤去31,680円+解除料16,500円=48,180円という規模になります。解約を考えているなら、まず更新期間がいつかを確認してから動いてください。

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③ 2022年7月1日以降の申込(ホーム)|解除料は軽い、撤去は任意

2022年7月の制度変更で2つのことが同時に起きました。ひとつは契約解除料の大幅減額(ずっとギガ得16,500円→4,730円、ギガ得10,450円→4,460円)。もうひとつは撤去工事が「希望する場合のみ」に戻ったことです。希望して撤去する場合の費用は31,680円と高いままですが、求められなければ払う必要はありません。いま新規で申し込む人はこの区分になります。

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④ マンションタイプ|撤去工事そのものが不要

公式に「撤去工事は必要ありません」と明記されており、解約後も光コンセントは残置されます。時期を問わず撤去費用は発生しません。契約解除料は2022年7月1日以降の申込でお得プラン2,730円・お得プランA 2,290円と、ホームよりさらに軽い水準です(2022年6月30日までの申込は10,450円・7,700円)。マンション住まいなら、解約時の負担という観点でauひかりを避ける理由はほぼありません

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白を基調としたマンションの共用廊下
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マンションは撤去不要。ただし配線方式は自分で選べない

マンションタイプの弱点は解約時ではなく契約時にあります。auひかりのマンションにはタイプG/タイプV/都市機構/都市機構G/タイプE/タイプF/ギガ/ミニギガの8つの方式があり、どれになるかは建物にすでに導入されている設備で決まります。利用者が選ぶことはできません。

問題は、方式によって最大速度が10倍近く違うのに、月額はさほど変わらないことです。代表的なものを並べます(税込・ネットのみ/ネット+電話)。

  • ギガ(光配線)… 上下最大1Gbps/4,455円(お得プラン・標準プランとも同額)
  • タイプG(G契約)… 下り664Mbps・上り166Mbps/お得プラン4,950円・標準6,160円
  • タイプV(16契約以上・8契約以上)… 上下100Mbps/4,180円・4,950円
  • タイプV(一括1)… 上下100Mbps/2,530円・3,080円
  • ミニギガ/5,500円・6,270円 都市機構(東日本・西日本DX)/4,180円・4,950円

速度100Mbpsのタイプに4,180円払う可能性がある

たとえばタイプVは上下100Mbpsですが、月額はギガ(1Gbps)の4,455円とほとんど変わりません。同じ「auひかりマンション」でも中身は別物です。申し込む前に、エリア検索で自分の建物がどのタイプかを必ず確認してください。タイプVしか入っていない物件で1Gbpsを期待すると、確実に落胆します。タイプE・タイプF・都市機構Gの料金と速度は公式に個別掲載がなく、こちらは問い合わせが必要です。

青空の下に張り巡らされた電力線と街灯
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提供エリア|ホームの10ギガ・5ギガは4都県の一部だけ

auひかりはKDDIの独自回線なので、提供範囲に癖があります。まずホームの10ギガ・5ギガは「東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県」の一部エリア限定と公式に明記されています。関東以外に住んでいるなら、ホームで選べるのは実質1ギガだけです。

マンションタイプは沖縄県を除く全国ですが、auひかりの設備が導入済みの物件に限られます。さらに地域によっては、そもそも別サービスに切り替わります。

  • 中部(愛知・岐阜・静岡)… 「auひかり(コミュファnet)」として提供され、ISPが中部テレコミュニケーション(ctc)に移管される旨が重要事項説明に記載されています
  • 沖縄… 沖縄セルラー電話が提供する「auひかり ちゅら」という別サービス
  • 関西… auスマートバリューの対象固定回線一覧にeo光が入っており、実務上はこちらが受け皿になります

加えて、設備の都合で個別に提供できないエリアの一覧も公式に公開されています(青森県東通村、栃木県さくら市、埼玉県比企郡、神奈川県中井町、新潟県阿賀野市、山梨県市川三郷町、長野県富士見町、福岡県吉富町など)。「都道府県はエリア内」でも住所判定で外れることがあるので、必ず住所単位で確認してください。地域限定の回線を含めた代替は地域限定・独立系の光回線プロバイダ比較にまとめています。

ボールペンで公式書類に署名する手元
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初期費用48,950円の「実質無料」と、途中解約したときの扱い

開通時の初期費用はホーム48,950円・マンション33,000円です。一括または分割(ホームは35回、初回1,414円・2回目以降1,398円/マンションは23回・1,434円)で支払い、「初期費用相当額割引」が同額を毎月相殺することで実質0円になります。

途中解約した場合、公式は「分割払いで途中解約された場合は、最終請求月に初期費用の残額を契約期間に応じて低減し一括請求いたします」としています。ホームは35回払い=約3年かけて相殺する設計なので、2年で解約すると1年分以上の残額が残る計算です。契約解除料が4,730円まで下がった今、解約時の本当の重しはこの初期費用の残額のほうだと考えたほうが実態に合います。

2026年8月から新規登録料が値上げされている

見落とされやすい変更として、新規登録料が2026年7月31日までの3,300円から、2026年8月1日以降は4,950円に改定されています。また土日祝日に工事を実施する場合は追加で3,300円。工事実施後に自己都合で申し込みを取り消した場合のキャンセル料は41,250円と公式のホーム1ギガ工事内容ページに記載があります。

大きな窓から街並みを見渡せる現代的な共用部
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auスマートバリューと乗りかえスタートサポート

auひかりを選ぶ最大の理由がauスマートバリューです。割引額は現行プランで最大1,100円/月(U18バリュープランは550円)、1つの固定回線につきau携帯を最大10回線まで適用でき、現行プランは永年です。

ただし条件が1つあります。公式に「ネット+電話のセットでのご利用が必要」と明記されており、電話オプションに加入していないとスマートバリューは適用されません。ホーム1ギガのずっとギガ得プランなら、ネットのみ1年目5,610円に対しネット+電話は1年目6,380円。差額を払ってでもスマホ側で回収できるか、という計算になります。2回線あれば確実にプラスです。

他社からの乗り換えは上限30,000円、ただし半分はau PAY残高

「auひかり 乗りかえスタートサポート」は、2023年6月1日以降の新規加入で上限30,000円。ホームの場合、au PAY残高チャージが最大10,000円、超過分は月額割引という形で戻ります。現金振込ではない点に注意してください。マンションも上限30,000円で、au PAY残高最大10,000円+月額割引最大20,000円(1,000円×最大20か月)という構成です。

主な条件は、ホームならずっとギガ得プラン+電話であること、他社解約時の違約金がわかる書面のコピーを提出すること、auひかり申込月を含め12か月以内に申請すること、1住所につき1回まで、そしてKDDI系サービスからの乗り換えは対象外であること。別枠でauスマートバリュー/自宅セット割の特典が最大10,000円(1,000円×最大10か月、au PAY残高)付きます。乗り換え全体の段取りは引っ越しのネット回線手続き|解約の違約金・工事費残債と失敗しない段取りにまとめています。

auひかりが向いている人・見送ったほうがいい人

向いている人

  • 家族にauのスマホが2回線以上ある(最大10回線・永年)
  • マンション住まい(撤去工事が不要で、解除料も2,290〜2,730円と軽い)
  • 建物がauひかりの「ギガ」タイプ(上下1Gbps・4,455円)に対応している
  • 他社の違約金が発生する乗り換えで、3年以上使う見込みがある

見送ったほうがいい人

  • 2018年3月〜2022年6月に申し込んだホーム契約を今持っている(解約時に撤去31,680円が確定する)
  • 建物の配線方式がタイプV(上下100Mbps)しかない
  • 戸建てで10ギガ・5ギガを使いたいが、東京・神奈川・埼玉・千葉以外に住んでいる
  • 3年以内に引っ越す可能性がある(ホームの初期費用は35回払い)
  • au以外のスマホを使っている(スマートバリューが効かない)

auのスマホを使っていないなら、そのキャリアのセット割が効く回線を選び直すほうが早いです。光回線おすすめ8社比較|料金・スマホセット割でキャリア別に整理しています。工事そのものを避けたい場合はホームルーター・工事不要WiFiおすすめ比較2026もご覧ください。

au以外のスマホを使っている人の候補

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ドコモ光

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ソフトバンク・Y!mobileとセットで割引。ただし指定オプション550円が実質必須。

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NURO光

エリアは21都道府県のみだが、現行のNURO 光 Oneは工事1回・契約期間なし・解除料0円。

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よくある質問

Qauひかりの撤去工事費はいくらですか?必ずかかりますか?

必ずかかるわけではありません。撤去工事が必須になるのは2018年3月1日から2022年6月30日までに申し込んだホームタイプの契約だけで、費用は31,680円(税込)です。2018年2月28日以前の申込は「希望する場合のみ」で11,000円、2022年7月1日以降の申込も「希望する場合のみ」で31,680円です。マンションタイプは時期を問わず撤去工事が不要で、光コンセントは残置されます。

Q「2018年3月以降の申込は撤去が必須」というのは正しいですか?

現在は正確ではありません。必須なのは2018年3月1日から2022年6月30日までに申し込んだ契約に限られ、2022年7月1日以降の申込は「希望する場合のみ」に戻っています。制度が途中で二度変わっているため、古い記事の記述がそのまま残っているケースがあります。自分の申込日を確認したうえで判断してください。

Qauひかりの契約解除料はいくらですか?

2022年7月1日以降の申込なら、ホームのずっとギガ得プランが4,730円、ギガ得プランが4,460円、マンションのお得プランが2,730円、お得プランAが2,290円です(いずれも税込)。2022年6月30日までの申込は、ずっとギガ得16,500円・ギガ得10,450円・マンションお得プラン10,450円・お得プランA 7,700円と大幅に高くなります。契約満了月の当月・翌月・翌々月の3か月間は解除料がかかりません。

Qauひかりのマンションタイプは速度を選べますか?

選べません。タイプG・タイプV・都市機構・都市機構G・タイプE・タイプF・ギガ・ミニギガの8方式があり、どれになるかは建物に導入されている設備で決まります。最大速度は方式ごとに大きく違い、ギガは上下最大1Gbps(4,455円)、タイプVは上下100Mbps(4,180円)と、料金差が小さいのに速度は10倍近く変わります。申し込む前にエリア検索で自分の建物のタイプを確認してください。

Qauひかりが使えない地域はありますか?

あります。ホームの10ギガ・5ギガは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア限定です。マンションタイプは沖縄県を除く全国ですが、auひかりの設備が導入済みの物件に限られます。また中部(愛知・岐阜・静岡)は「auひかり(コミュファnet)」としてISPが中部テレコミュニケーションに移管され、沖縄は「auひかり ちゅら」という別サービスになります。関西はauスマートバリューの対象としてeo光が案内されます。

Qauひかりの初期費用は本当に実質無料ですか?

分割払いを完了すれば実質0円になります。初期費用はホーム48,950円・マンション33,000円で、ホームは35回、マンションは23回の分割払いに「初期費用相当額割引」が同額で当たる仕組みです。ただし分割期間中に解約した場合、公式は残額を契約期間に応じて低減したうえで一括請求するとしています。ホームは約3年かけて相殺する設計なので、短期解約では残額が発生します。

まとめ|怖がるべきは解除料ではなく、撤去費と初期費用の残額

auひかりの解約時の負担は、2022年7月の制度変更で構造が変わりました。契約解除料は16,500円から4,730円へ大幅に下がった一方で、撤去工事費31,680円と初期費用の分割残額はそのまま残っています。金額の大きさで言えば、いま警戒すべきは後者です。

とくに2018年3月1日〜2022年6月30日に申し込んだホーム契約を現在持っている人は、解約時に撤去31,680円が確定します。更新期間外なら解除料16,500円も乗るので、合計48,180円規模。解約を考えているなら、まず更新期間がいつ来るかを確認してから動いてください

これから新規で申し込む人にとっては、状況はかなり良くなっています。撤去は任意、解除料は4,730円。ただしホームの初期費用は35回=約3年かけて相殺する設計なので、3年以内の引っ越しが見えているなら残額の負担を計算に入れてください。マンションなら撤去不要・解除料2,290〜2,730円と、解約時の負担はかなり軽い部類です。他社と並べて決めたい場合は光回線おすすめ8社比較が早道です。

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本ページはプロモーションを含みます。掲載している料金・提供条件は2026年8月時点で公式サイトに掲載されていた内容です。改定・キャンペーンにより変動するため、申込前に公式サイトの最新情報をご確認ください。

この記事の調査・評価方法と出典

本記事の料金・工事条件・提供エリアは、KDDIのauひかり公式サイトおよび重要事項説明PDFに2026年8月時点で掲載されていた内容のみを情報源として横断で集め、税込・同一条件にそろえて整理したものです。まとめ記事や転載サイトは参照していません。個別の体験には利用環境による差があり、料金・提供条件も改定されるため、契約前に必ず各公式サイトの最新情報をご確認ください。

編集部の評価軸
  • 料金の分かりやすさ
  • 通信速度・エリアの評判
  • サポート・手続きの手厚さ
  • キャンペーンの実用性
  • 解約のしやすさ
出典・参考(公的な一次情報)
最終確認: 2026年8月 / 料金・条件の改定があった場合は本記事を更新します。
KURASHI ZUKAN 編集部
この記事を書いた人
KURASHI ZUKAN 編集部
運営:HonestCore株式会社

暮らしの「固定費・制度・選び方」をわかりやすく整理する編集チームです。自治体・公式・各社が公表する情報を精査し、中立の立場で比較します。各社・各自治体に散らばる条件を横断で集め、編集部独自の評価軸で同一条件にそろえた比較表と、選ぶときの判断基準に落とし込むのが私たちの役割です。制度改正や料金改定は継続的に追跡し、そのつど本文を更新しています。

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